2021年04月26日

鎖国してもいいんじゃないの?

毎日、どこでもここでも世界中がコロナの話です。段々とコロナストレスみたいなものを、私でさえ感じます。

そもそもPCR検査って、どこのだれが発見し、その精度はどれくらいなのか?ワクチンも同様です。そういう大事な詳細を知らせずに、正しいものだという前提で、すべてが動いています。これ自体がおかしな話だと思います。

そう思っていたら、またもや田中宇氏からの情報が来ました。まず、PCR検査って、すべてが同じと思っていたら、いろんな段階があるんですね。

例えば胃がん検診しますが、まずバリウム検査です。それで異常があれば、胃カメラに回されます。20年くらい前に、わたしも一度ひっかかったことがあり、深刻になりました。しかし、癌ではありませんでした。心配したのが馬鹿みたいでした。

今回調べてみたら、バリウム検査異常者のうちの胃カメラ検査で実際の癌が発見されるのは2%なのです。50人に一人です。何と精度の悪い検査でしょうか。つまりこれは医者が儲けるための検査だと言っても過言ではない。100人中98人は無駄な検査をすることになり、その検査費用は莫大なものです。それを全国規模でやっているわけですから、すごい儲けです。みんな死ぬのが怖いから、文句も言わず検査してますが、もうちょっと安くて賢いやり方があるはずです。たぶん、そういうものは儲けにつながらないから、やりたがらないのでしょう。

ちなみに、今の私はまったく検査しません。死ぬときは死ぬときですから。そう思ったら、すごく楽になりました。検査するより、日頃から自分の身体の変化に気をつけていればいいと思うのです。そう思ってから20年ほど過ぎた先日、異常を感じてCT、レントゲン、血液、心電図、尿を調べました。その結果、血液の数値の一箇所だけがちょっと高くて、「酒を少し控えてください」と言われただけでした。検査費用1万円。20年で1万円なら安いものです。

話を戻しましょう。このバリウム検査と同様のことがPCR検査でも起こっているという事実です。日本のPCR検査の精度は50%あるいは97%(以上)。つまり、一説では100人中50人は偽コロナ。他説では100人中97人(以上)が偽コロナ。精度の高い検査すると時間がかかるから、手っ取り早い方法でやっているわけですが、それが大騒動の原因なのです。製薬会社からすれば、検査数を増やすほど儲かりますから、これを勧めたがります。それも一つの原因でしょうし、コロナ患者を増やしたい輩の魂胆でしょう。

さらに、総死者数が変わらない事実。アメリカでは、コロナで死んだ人の数と、コロナ以外の死因の死者数の減少分とほぼ同じだそうです。

以下は過去のブログ記事ですが、要点は風邪が原因で死にそうな死一歩手前の人がコロナにかかって死ねば、コロナ死になりますが、そうやってコロナ死は増やすことができます。しかも前述のようにPCR検査がいい加減なので、コロナ感染者にすることも簡単なのです。そうなると風邪で死んだ人もコロナ死にされてしまいます。

「表に出ていない統計からコロナを見るとどうなるか?」
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/475448480.html

それでは、ワクチンは一体何なんだ?ということになります。不必要なものを、誇大宣伝して、世界中で摂取させようとしている恐ろしさ。これも、製薬会社の悪巧みなのか。

「コロナの実態」「コロナの検査」「コロナのワクチン」これらすべてを、日本独自で調査、開発すべきなのです。世界に合わせるとろくなことがありません。どうして、日本政府は追従するのか。だから、今日のタイトルは「鎖国してもいいんじゃないの?」なんです。

田中氏の文章に「世界の上の方」という表現があります。これに関しては詳しく書かれていませんが、究極の問題はこれでしょう。陰謀ということになって、眉唾だと思うかもしれませんが、この世界の動きの不可思議さを思うと、「世界の上の方」が存在していてもいいのかもしれません。最近もそれ関連の情報を直接得ましたが、怖くて書けませーん。

以下、私の話している関連箇所は赤字。それ以外はコロナとアメリカの民主党と共和党の関係とか、時間があればお読みください。

以下、田中宇氏の記事


コロナ危機誇張の要諦はPCR検査
2021年4月24日   田中 宇

新型コロナのPCR検査は、検査対象者の咽頭から拭い取った体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して人工的に増やし、染色して可視化するが、この増幅をやりすぎると、無関係な「ノイズ」をコロナウイルスの遺伝子と誤判断する「偽陽性」が多発する。何気なく撮った空の写真を大幅に拡大したら画像のノイズがUFOに見えてしまって大騒ぎするのと似ている。「闇夜の枯れすすき」である。米政府のコロナ政策の責任者であるアンソニー・ファウチCDC所長は昨年7月に「増幅度が35サイクル(2の35乗=344億倍)を超えるPCR検査は(誤判断=偽陽性が多すぎて)無意味だ」と発言したが、日本や米国の多くのPCR検査は増幅度が40サイクルだ。英国政府が昨年3月に作った新型コロナのPCR検査のマニュアルでは、増幅度が45サイクルになっている。 (The real pandemic is an outbreak of PCR testing) (‘test’ is being massively amplified to systematically secure false positives)

ウイルスの存在を調べる方法としてPCR検査より確実なのは、何週間もかけてウイルスを培養して増殖して可視化することだ。PCR検査が発明される前はこの方法で検査していたが、重症化しかねない感染者の検査に何週間もかかるのはダメなのでPCRが使われている。PCRで陽性とされた検体を何週間かかけて培養してみて、実際にウイルスが増殖して可視化できれば真の陽性だし、そうでなければ偽陽性だ。フランス・マルセイユの研究所が、この方法でPCR検査の真の陽性の比率を調べたところ、25サイクルで70%(偽陽性30%)だったが、30サイクルだと20%(偽陽性80%)、35サイクルだと3%(偽陽性97%)だった。この調査では、35サイクルでも偽陽性が97%なので使い物にならない。PCR検査は25サイクル以下でないとダメだという話になる。 (Correlation Between 3790 Quantitative Polymerase Chain Reaction–Positives Samples and Positive Cell Cultures) (WHO (finally) admits PCR tests create false positives)

別の分析者(Niels Harrit)は、マルセイユの研究は高いサイクルの部分の根拠が薄い(調べた検体数が少なすぎる?)と主張し、現実的なところは、25サイクルで偽陽性20%、35サイクルで偽陽性50%だと言っている。こちらが正しいにしても、偽陽性が半分では使い物にならないので、PCR検査は30サイクル以下でやるのが良いという話になる。「PCRは30サイクル以下が良い」というのは、多くの専門家の常識のようだ。そして繰り返すが、日本や米国の多くのPCR検査は40サイクル、英国は45サイクルである。どうみても陽性と判定された人のほとんどが偽陽性だ。40サイクルは、30サイクルに比べて2の10乗=1024倍の誇張だ。 (“Making something out of nothing”: PCR tests, CT values and false positives)

今回、自分が集めた英文情報(1日平均約30本)のうちコロナ関連を1年さかのぼって再読した。すると、昨年末に興味深い出来事があったことを新たに見つけた。昨年12月初め、フロリダ州政府が、州内でPCRやその他のコロナ検査をしているすべての研究機関(ラボラトリー)に対し、PCRの増幅度を含むすべての検査の内容と結果をその都度州政府に報告させる通達を出していた。フロリダ州は議会多数派と知事を共和党が握っている。当時、連邦政府が民主党のバイデン政権になってコロナの脅威を誇張しての都市閉鎖やマスク義務化などの愚策な対策を強化しそうな中、共和党側はそれへの対抗を強めていた。その一つがこの通達で、その意味するところは、州内のラボが、民主党や医薬業界などコロナの脅威を誇張する側と結託して高すぎる増幅度(CDCが推奨してきた40サイクルとか)のPCR検査をやって偽陽性=ニセの感染者を増やしてきたのをやめさせることだった。 (For The First Time, A US State Will Require Disclosure Of PCR 'Cycle Threshold' Data In COVID Tests)

フロリダ州政府はその後、40サイクルとかの検査報告をあげてくるラボに対して「サイクル数をもっと下げろ」と指導し、州内のコロナの偽陽性者を大幅に減らしたと考えられる。昨秋の総選挙で共和党が連邦政府から完全に外されるとともに、共和党はエリート主義を捨てて草の根的なトランプ式ポピュリズムの政党に変身し、それまでのエスタブ主導でのコロナ危機の誇張に乗ることをやめ、コロナ危機の誇張の大黒柱である高サイクルのPCR検査を使った偽陽性の大量生産への加担をやめた。 (Boom: Florida forcing labs to report number of PCR test cycles−game changer)

州内のラボにPCR検査のサイクル数を報告させているのは多分フロリダだけでない。民主党による選挙不正をやめさせる選挙制度改革など、共和党は全米各州で同じ姿勢をとるようになっているので、おそらくコロナ危機の誇張防止策も、フロリダ州だけでなく他の共和党多数派の州でも、発表していないだけで同じことをやっていると考えられる。今年3月からは、フロリダ、テキサスなど共和党系の諸州が、都市閉鎖やマスク義務化など、効果のないコロナ対策をすべてやめて経済や日常生活を平常に戻した。都市閉鎖をやめたらコロナ感染者が急増するぞと、マスコミやCDCは批判・中傷したが、実際はそうならず、フロリダもテキサスも感染者=陽性者が減り続けた。この裏に、州政府がラボに高サイクルのPCR検査をやめさせて偽陽性者を減らしたことがありそうだ(コロナのワクチン接種を受ける人が増えたことも陽性者を減らしたかもしれない)。 (政争になる米国のコロナ)

全米各州が、州内のラボにどんなサイクル数でPCR検査をやらせているか不明だ。共和党系の諸州だけサイクル数を下げて偽陽性を減らし、感染者数減少の好成績をあげるのは民主党の諸州にとって困るので、民主党系の諸州も横並びにサイクル数を下げ、それが全米の感染者数の減少になっている可能性もある。世界的に、PCR検査の実際のサイクル数は非公開・秘密にされている。サイクル数や、それに関連する陽性判定の基準などを微妙に変えることで、当局や研究機関が偽陽性の比率を恣意的に変えられる。陽性が本物かどうか患者や主治医は知るすべがないという、とんでもない状況が続き、そのとんでもなさ自体が、医者の多くにも認知されていないというとんでもなさだ。とんでもなさを指摘する人が「危険な妄想屋」と言論封殺的に非難されるなど、「とんでもなさの高サイクル」になっている。 (コロナのインチキが世界的にバレていく) (コロナ危機を長引かせる方法)

サイクル数が40とか45といった日米英などの数字は、コロナ危機が始まった昨年の2-3月に作られた各国の新型コロナ用PCR検査のマニュアルに書いてある。その後の日々のPCR検査がどんなサイクル数の増幅で実施されているのかは不明だ。米国は地方政府の裁量権が大きいのでバラバラだろう。日本は中央集権の官僚主導なのでマニュアルどおりの40サイクルで続けられているのでないか。英国は謀略の国なので不透明だ。サイクル数が高いほど偽陽性ばかりになるが、公的には偽陽性について語られず感染爆発の大騒ぎに終始し、経済を自滅させる都市閉鎖の愚策をやめにくくなる。 (永遠のコロナ)
経済を自滅させられている米欧日と対象的に、中国やロシアは、コロナを乗り越えて経済発展している。中国は人口13億人なのに日々の新たな陽性者が数百人ずつしか出ていない。これは、独裁体制を生かした強力な感染追跡システムを作ったからだと喧伝されているが、それとは別に(本質はそこでなく)PCR検査の増幅率を適切に下げて偽陽性の出現を減らしている可能性がある。中国経済はあまり規制されず、活況を呈している。ロシアも今夏に集団免疫に達しそうだと発表しており、経済が回復している。 (Russia is likely to develop herd immunity against COVID-19 by August)

WHOや国連を動かす国際覇権勢力は、米欧日(米国側)に対し、高すぎる増幅によるPCR検査で感染拡大を誇張し続けることを強要し、その対策として愚策な都市閉鎖を強要し、経済を自滅させている。この勢力は同時に、中露など非米諸国の側に対しては、コロナ危機の誇張を早めにやめて経済回復することを許し、米国側が覇権を自滅させ、中露など非米側が台頭して覇権構造が米単独から多極型に転換するように誘導している。私は覇権の多極化が、世界の上の方がコロナ危機を誇張している目的でないかと分析している。 (中国に世界を非米化させる)

私の「隠れ多極主義」の分析を妄想と退けても、欧米が衰退して中露が台頭する覇権多極化の流れは誰も否定できない。今から5-10年後には、ほぼ間違いなく多極化がもっと進んでいる。日本は、コロナ危機の前から隠然とした「米中両属」(対米従属は顕然、対中従属は隠然)の国策に切り替え、国民も知らぬ間に非米側に入りつつあり、多極化に対応しているので、コロナ対策も、経済を大きく自滅させる都市閉鎖(ロックダウン)でなく、経済の被害が少ない「非常事態宣言(準閉鎖)」だけで「世界の上の方」から許されている。日本政府は製造業を重視しているため、非常事態宣言の標的が分野的に製造業から遠い「都会の外食業」になっている。製造業は潰すと再起に時間がかかるが、外食産業はそうでない(お店の人たちは大変な犠牲者だが)。 (地政学の逆転と日本)

コロナ危機と並んで地球温暖化対策も、状況の歪曲と愚策な対策の強要によって欧米を自滅させ、中露など非米側は危機対策に乗るふりだけして自滅を避けて相対的に台頭する、隠れ多極主義の策略に見える。温暖化の人為説は根拠が薄く、英米の研究機関が作った歪曲したコンピューターモデルが唯一の根拠であり、たぶんインチキな話だ。それなのに米欧は、厳しい排出削減によって経済を自滅させていく。中露は、口だけ排出削減すると言っているが実際には何もやらず、経済の自滅を避ける。欧米が経済を自滅させて米国覇権が崩壊し、世界が多極型に転換した後、温暖化対策は北欧の高校生の怒りに乗せられて欧米が間違ってやってしまったことでした、みたいな話になるのかもしれない。 (At global climate summit, China, Russia pledge to cut emissions, but offer no specifics)

結局のところ、新型コロナはどんな病気だったのか。コロナで多くの人が死んだのに、それをでっち上げだというのか、と怒る人もいるだろう。実のところ、コロナで多くの人が死んだのかどうか怪しい。米ジョンズホプキンス大学の研究者(Genevieve Briand)は昨年末、米政府のCDCが発表する統計資料を使い、米国の高齢者の死因別の死者数を、コロナ発生の前と後で比較したところ、死者の総数にほとんど変化がなく、新たに発生した分であるコロナの死者数が、コロナ以外の死因の死者数の減少分とほぼ同じだった。「コロナによる死者が、死者の総数を増やした」という常識的な見立ては間違いだった。コロナの死者は、他の死因の死者を減らす形で出ている。 (Johns Hopkins newspaper removes study examining COVID death rate)

この現象は「死因がコロナと診断された人のほとんどが、他の原因で死んだ人の死因をコロナと誤診した結果だった」と考えるのが最も自然だ。コロナ危機が始まったばかりの昨年2月ごろ、米金融界の分析者は「これから増えるコロナによる死者のほとんどは、他の病気で死ぬべき人がコロナによる死と診断されるだけで、人類全体の死者数はほとんど増えない」と予測的に看破していたが、それが正しかったことを感じさせる。米国の病院は、コロナによる死者が出ると政府から補助金をもらえるので、別の死因の人をコロナで死んだと診断し、もらえる補助金を水増ししてきた。米政府もコロナ危機を誇張したいので、喜んで補助金の水増しを黙認した。コロナ危機はこうして誇張されてきた。 (MAGIC: Seasonal flu doesn’t exist anymore, only Covid-19, according to CDC and MSM)

ジョンズホプキンスでの研究は、こうした誇張の構図を示唆する大事なものだった。しかし、大学新聞に掲載されたこの研究報告について、大学新聞の編集委員会は「コロナは大したことない病気なんだという間違った認識を広げてしまう危険なもの」とみなされて削除されてしまった。危機の誇張が奨励されるだけでなく、誇張を指摘する正しい報告書が「危険な間違い」のレッテルを貼られて削除される言論封殺が、コロナ危機のとんでもなさであると書いたが、ジョンズホプキンス大学の事態はその象徴だ。「裸の王様」の寓話で、王様は裸だと正しい指摘をした人が排除ないし無視されるのと同じ構図だ。世界的に大学や学術界の多くが、しだいに人類にとって有害な、とんでもない存在になっている。 (Johns Hopkins student newspaper deletes, then retracts, article on faculty member’s presentation about COVID-19 deaths)

「コロナで死んだ人はほとんどいない」というのが正しい指摘だろう。人をほとんど死なせないコロナウイルスとは、つまるところ「風邪」である。コロナ危機で死者の総数がほとんど増えていないことは同時に、よく言われている「コロナより都市閉鎖の方が、他の病気で病院に行きたい人が行けなくて悪化して死ぬなど、死者の増加につながる」という説も、統計に反映されていないので間違いだということになる。謎は残るが、コロナでどんどん人が死んでいる、という「常識」は否定されるのが妥当だ。 (Covid-19: Do many people have pre-existing immunity?)

スウェーデンでは、子供や教師に対するコロナの脅威は低いという、学校を閉鎖しない方が良いことを示唆する研究結果を発表した大学教授(Jonas Ludvigsson)が、大量の誹謗中傷を受けてこの研究の中止を発表する事態も起きている。これも、正しい指摘をする人がひどい目に遭うコロナならではのとんでもなさだ。スウェーデン政府は、この誹謗中傷は学問の自由の侵害だとして教授を擁護する動きをした。 (Sweden Moves To Protect Academic Freedom After Professor Quits Covid Research Due To Harassment)

コロナが大した病気でなく、高サイクルのPCR検査が偽陽性(感染していないのに感染したと断定される人)を大量に発生させているとなると、そもそも新型コロナなる病気が今も存在しているのとかどうか、という疑問になる。これについての私の見立ては、最初の発生から月日が過ぎるほど、新型コロナの病気としての重篤性が下がりつつ、今も人類の間にわずかに存在しているのでないか、というものだ。2002年に流行したコロナウイルスのSARSは、広東省で発生して周辺諸国にも広がった数カ月後に忽然と消えたが、これはウイルスが全く消えてしまったのでなく、発症時の重篤性が大幅に下がり、感染しても軽症で終わる、もしくはウイルスが咽頭に付着しても細胞内に入り込む感染をする前に自然免疫に撃退されて終わるようになったので、病気として消えてしまったのだと考えられる。今回の新型コロナも、同様の流れになっている可能性が高い。病気として消えてもウイルスは社会に存在しているので、PCR検査で真の陽性になる人が時々出てくる。 (新型コロナはふつうの風邪の一種?)

コロナが風邪の一種なら、ヒトの身体としては汎用的な自然免疫で治す病気なので、ワクチンを接種して個別の免疫を作っても、身体の方が「これは要らない」と考えて残存させず、数カ月ぐらいで個別の免疫が消え、何度もワクチン接種をしなければならないという、製薬会社を儲けさせるだけの話になっていく。 (Most people are naturally armed against SARS-CoV-2: study)

コロナ危機が誇張されている今の世界の状態を打破していくかもしれないと期待される勢力の一つは、米国の共和党だ。すでに書いたように、PCR検査を高サイクルにするインチキをやめさせる流れを作ったのはフロリダ州の共和党の知事や州議会だった。愚策な都市閉鎖をやめたのもテキサスやフロリダの共和党だった。連邦議会上院では、ランド・ポールら共和党議員がCDCのファウチ所長らのコロナ危機の誇張策を強く批判し続けてやめさせようとしている。対照的に、民主党の議会や大統領府は、コロナ危機の誇張をやり続けている。民主党は、コロナと同様に米国側を経済自滅させる地球温暖化対策もどんどん進めている。 (Fauci "Needs To Put Up Or Shut Up", 'America's Doctor' Dismantled In Scathing Op-Ed) (The Lockdown Paradigm Is Collapsing)

トランプ登場までは共和党も、覇権策を過激に稚拙にやって自滅させるネオコンなど軍産系の隠れ多極主義の巣窟だったが、トランプ以降、軍産系のその機能は民主党側に移っている。共和党は権力中枢から排除されたが、依然として米国民の半分は共和党を支持しており、共和党は反軍産・反覇権的なトランプ式ポピュリズムの草の根政党になり、コロナ危機の自滅体制を打破しようとしている。とはいえ、共和党が強くなっても米国の自滅は避けられず、むしろ共和党と民主党の対立の激化で米国の分裂がひどくなり、米国が自滅して覇権が崩壊する流れになる。


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2021年03月26日

生きている理由

3月20日午後6時過ぎに起こった宮城の地震は、立っていたせいで目が回りそうだった。地震が止んでも、まだ部屋が回っているようだった。座るとすぐに電話がかかってきた。フランスの友人アンリからだった。東北大震災の時にも、電話をくれたので「ああ、また心配して電話くれたんだ」と思ったものの、震度5で、こんなに早くフランスにニュースが届くのも不思議だった。

すると、、「リリアンが、、」と言った。同居しているガールフレンドの名前だ。自分から彼女の話をすることが無いので、「リリアンに何かあったな」と直感した。

「リリアンが死んだ」
「なんで?」
「ガンだった」
「いつ」
「1ヶ月前」
「・・・・・」

返す言葉が出てこない。彼は何かを言っているが、聞き取れない。電話の音声の悪さと、久しく使っていないフランス語のせいだ。「何?」「何?」わからないが、最後に「そのうちわかる」みたいに聞こえた。

お互い、さよなら(Au revoir=また、会おう)を言って、電話は切れた。子供はいない。2人は喧嘩もよくしていたけど、切っても切れない2人の深い縁を感じていたので、彼の寂しさをひしひしと感じる。

1990年の春だったか、パリの借家(路地にある小さな平屋)を出ると、隣人を訪ねて来ていた彼がにっこり笑って立っていた。知り合いでもないのに、その笑顔はすでに友人のようだった。展覧会の度に、フェット(飲み会)の度に彼を呼び出してはを酒を酌み交わした。パスティスの味は彼が教えてくれた。彼は腕のいい大工で、私が帰国する頃には地元のブルターニュに帰り、大きな先祖の古家を見事に改築して、幼馴染の彼女との棲家にしていた。

改築当初は色々な動物がいて、鶏が家の中を出入りしたり、うるさく鳴いたり、料理を作り始めると馬が家に入ってきて鍋を覗き込むんだと楽しそうに話していた。ブレーメンの音楽隊そのままの世界。私はその家に何度もお邪魔した。美しい田舎町にある素敵な家だった。年上で看護婦で精神世界にも詳しくカリスマ性のあるリリアンに依存していた彼は、リリアン無しの生活は考えられなかった。

帰国してから20数年経つが、年に一回、私の中でフランスが蘇る。何故なら、 1月1日には必ず「Bonne année!(良い年を)」と国際電話をかけてくるからだ。さらに、災害の度に安否を気遣って電話するアンリ。遠くに住んでいても、友人を忘れない。フランス人というより、ブルトン(ブルターニュの人)の彼は日本人以上に義理堅く、それが彼を引きつけて止まないところだ。最も遠くに住んでいる友人が最も近づいてくる。会わないのに、年々彼の存在が大きくなるのだ。

フランスで製作した大作は持ち帰れなかったので、そこに置かせてもらった。そしたら、7、8年前に家が全焼して、彼らは何もかも無くした。苦労して作った作品への未練は無かったが、火事の後に彼女と別れ孤独になった彼が気がかりで古着を送ったり、彼の好きなハーモニカを送ったりした。そして、しばらくして彼女との生活が再び始まったところだった。

遠いことの歯痒さ。今、何をしてやれるだろう。フランスへ行こうかとさえ思った。しかし、とりあえず「そのうちわかる」の意味を知りたい。いや、その訳さえ間違っているかもしれない。今、何を思うのか、知りたい。死にたいなら、何とかしなくちゃ、、。

ネット検索して、日仏関連の組織を見つけた。メールを出して、正確な彼の気持ちを聞き出して欲しいと書いた。週末だ。返事は当分先だろう。

今、すぐに何かできないか。そうだ、フランス語の励ましの言葉を探して送ってみよう。

そうこうしているうちに、なんで俺はこんなことをしているのかと思った。彼が死ぬのが嫌なのだ。彼が死ぬことは、自分を支えている一部分を失くすことなんだ。彼が存在していることは、自分が存在していることでもある。

だから、彼に死んでもらっては困るんだ。「そのうちわかる」が「死んだら、連絡がいく」という風に取ると、いてもたってもいられないのだ。

考えた末に、毎日電話することにした。「お前の生を確認したい人間がいる」ことを知らせるためだ。

ところで、コロナ禍で自殺する子供と女性が増えたらしい。そういう人も、その人の存在が誰かを支えているのは間違いない。しかし、そんなことは考え及ばない。その人が死んで、あの世から葬式の様子を見た時に、誰かが本当の涙を流しているのを見たら後悔するだろう。大部分の人は他人の存在がある故に、生きていけるのだ。自ら死ぬ人は、他人との関係が絶たれた人か、絶たれたと勘違いしている人ではないだろうか。

もし、仮に人が自殺する直前に、全国民に連絡が入ったとしたら、大部分は、つまり数千万人は「やめてくれ」と言うだろう。知らない人の存在も、その死は数千万人の悲しみになる。そんなにも多くの仲間がいるにも関わらず、それは届かない。自殺の名所でそれを引き止める人がいて、思い止まるらしい。たった一人の助け人で十分なのだ。
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幸い、彼の声には張りが出てきた。「そんなに毎日電話しなくていいよ」と気遣いさえしてくれる。



posted by 種蒔夫 at 11:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月08日

こんな人がいる!千葉県知事選

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種子法の大切さもわかっているようです。千葉県民はこの人に入れましょう!


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2021年03月06日

ニセ現実だらけになった世界

いつもの田中宇氏からの文章ですが、これは世界の動きとは全く違う見方です。私もどう判断していいやら、わからないのですが、最近知り合った方でアメリカに滞在経験もあり、かつさまざまな体験をされた某氏に、文章を紹介したら、以下のような文面が来たので、それも合わせて掲載します。

田中宇さんの発信は以前から目を通していましたが、自分の経験上からも、NY時代以降の、7-8割同意できる部分が有ります。US国内のユダヤ人達の派閥関係やUS権力内部の闘争状況についてはまだまだ解説不足かなぁとは思っています。(某氏からの文章)

以下、田中宇氏の国際ニュース解説より

ニセ現実だらけになった世界

2021年3月5日   田中 宇

最近、世界が「ニセ現実」だらけになっている。コロナ危機を筆頭に、温暖化人為説、QEバブルの金融システム、濡れ衣敵視を延々と続けるNATOや同盟関係といった米国覇権体制、歪曲が多い先進諸国の政府経済統計、信用できる範囲が狭まりつつあるマスコミ報道、不正選挙と認知症隠しの疑いがあるバイデンの政権など、政府やマスコミ・権威筋による情報の誇張や歪曲によって、人類の多くが、実際と異なる現実を信じ込まされている状況が拡大している。マスコミは「ニセ現実」を発信しまくる元凶のくせに、マスコミによるニセ現実の発信を指摘するオルタナティブに対し、逆切れ的に「ニセニュース」のレッテルを貼って誹謗中傷している。マスコミこそニセニュースと化しているのに、多くの人がいまだにマスコミによる歪曲報道を軽信し、ニセ現実をニセモノと気づかずに騙され続けている。 (「事実」の不安定化) (決定不能になっていく米国) (偽ニュース攻撃で自滅する米マスコミ)

上に書いたような、私がニセ現実とみなす諸テーマの、何がどう「ニセ」なのかは、すでにこの10年間ほどの私の記事の中で繰り返し書いてきた。今回改めて各テーマについて詳述する前に書いておかねばならないことは、「ニセ現実の流布・定着・長期化は、偶然の産物でなく、意図的に起こされたものだ」という全体的な見立て・分析だ。 (揺らぐ経済指標の信頼性) (インチキが席巻する金融システム)

たとえば、コロナ対策として広く行われている都市閉鎖は全く非効率な愚策だが、愚策とわかった上で延々と続けられている。PCR検査は、陽性と判断された人の90%が偽陽性であり、コロナ危機を針小棒大に誇張しているとわかっているのに、コロナ感染を特定する主たる方法として延々と続けられている。PCRで危機を誇張し、その「ニセの危機」への対策と称して、効果が薄い上に経済を破壊する愚鈍な自滅策である都市閉鎖をずっと続けている。コロナはPCRと都市閉鎖を組み合わせた巨大なニセ現実であり、それは先進諸国の経済を自滅させていく。この1年間で、新型コロナの感染状態を特定するもっと良い方法が見つけられたはずだし、一律的な都市閉鎖でなく、もっと効率的な他の対策も行えたはずだが、それらは行われていない。 (永遠のコロナ) (新型コロナでリベラル資本主義の世界体制を壊す)

地球温暖化人為説も、米英の権威ある「専門家」たちが、気候変動予測のコンピュータシミュレーションを不正に書き換えて非現実的な予測や分析を不正に出してきたことがずっと前に発覚している。だがこの不正は、報じられた後もそのまま放置され、その一方で「20年以内に温暖化によって地球環境が破壊される」といった過激で極端な予測が無根拠(唯一の根拠が、不正に歪曲されたコンピュータシミュレーション)なまま独り歩きし、世界各国に「温暖化対策をとれ」という強い圧力につながっている。意図的に、温暖化のニセ現実がゴリ押しされている。2酸化炭素などの排出削減が予定通りに進むと、世界経済とくに先進諸国の経済が自滅する。コロナも温暖化人為説も、先進諸国を意図的に潰す流れになっている。 (歪曲が軽信され続ける地球温暖化人為説) (地球温暖化のエセ科学)

コロナや温暖化やその他のニセ現実を組み合わせたニセ現実の上位概念的な集大成として、ダボス会議の事務局(世界経済フォーラム・WEF)が提示している「大リセット」もある。ジョージ・オーウェルのディストピア小説「1984」をパクった感じで、人類を激怒させて世界(先進諸国)をますます混乱・自滅させていく。興味深く(笑)な展開だ。 (大リセットで欧米人の怒りを扇動しポピュリズムを勃興、覇権を壊す) (「大リセット=新常態=新しい生活様式」のからくり)

QEバブルの金融システムの構図は、2008年のリーマン危機によって崩壊した米国中心の世界的な債券金融システムを、米日欧の中銀群がQEの資金注入で延命したことから始まった。金融システムは、リーマン危機で崩壊したもののその後自然に蘇生したことになっているが、これはまさにニセ現実だ。本当は自然蘇生などしておらず、QEの資金注入で延命してきた。QEは開始当時から「QEで金融を延命すると金融がQE依存になり、QEをやめたら金融が再崩壊するのでやめられなくなる。最終的に中銀群が大損失を負って通貨ごと破綻しかねない」と警告されていた。中銀内にも反対論が多かったが無視された。金融システムは案の定、不健全なQE依存になったが、当局はそれを隠すため、雇用など政府の経済統計を歪曲したり、マスコミにインチキな解説記事を書かせたりして、QE依存でなく経済状態の好転で金融が蘇生しているかのようなニセ現実を描き、人々に信じこませてきた。このように、QEのニセ現実も意図的に作られたものだ。 (金融バブルを無限に拡大して試す) (出口なきQEで金融破綻に向かう日米)

昨春にコロナの都市閉鎖で世界が大恐慌に陥り、株価など金融相場が一時暴落したが、米欧日の当局はQEの資金で株や債券を買い支えて暴落を穴埋めし、コロナ大恐慌が続いているのに相場が史上最高値を更新し続ける頓珍漢な事態を生み出した。最高値はQEが原因なのだがそれは報じられず、ニセ現実の屋上屋が重ねられた。今後は世界的に超インフレになっていきそうだが、それもインフレ関連の経済指標が歪曲されており、超インフレが顕在化する土壇場までデフレ懸念が語られ続ける。いかにもニセ現実な、馬鹿げた展開になる。 (インフレで金利上昇してQEバブル崩壊へ) (米大都市の廃墟化・インフレ激化・銀行やドルの崩壊)

米覇権体制に関しては、中国、ロシア、イランなど非米反米諸国を「米国にとって脅威である」とみなしてきたことがニセ現実の始まりだ。これらの諸国は米国より弱く、米国にとって脅威でない(ニセ現実をやりすぎて米国が自滅・弱体化しているので、中国はこれから米国より強い国になっていくが)。イランは核兵器を開発・保有していない(核兵器を開発・保有してきたのは米国にイラン敵視策をやらせてきたイスラエルの方だ)。これも、1979年のイラン革命以来の長いニセ現実だ。 (イラン革命を起こしたアメリカ) (トランプの自滅的な中国敵視を継承したバイデン)

ロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイへの毒盛り事件など、米国がロシアを経済制裁する根拠になった事件は、米国側が騒いでいるだけの濡れ衣だ(ロシアでなく米英の諜報員が、濡れ衣のロシア敵視策をやるために、昨年のナワリヌイや、2018年のスクリパリ父子や、2006年のリトビネンコらに毒を盛った可能性の方が高い)。ロシアによるクリミア併合は、国家犯罪の侵略行為でなく、ソ連時代の帰属変更にさかのぼる歴史的必然だった。米国がウクライナをそそのかしてクリミアにおけるロシアの権益を侵害したので、ロシアは正当防衛としてクリミアを併合した。昨秋来のソーラーウインズのハック事件も、犯人はロシアでなく米諜報界の自作自演だろう。 (英国の超お粗末な神経ガス攻撃ロシア犯人説) (ウクライナ東部を事実上併合するロシア) (Biden To Impose Navalny & SolarWinds Related Sanctions On Russia This Week)

中国は、米国をしのぐ覇権国になりたがっていなかった。中国は、米国覇権体制の中で金儲けするために改革開放をやってきた。これらの全てに関して、米欧日の人々はニセ現実を軽信させられている。 (中国主導の多極型世界を示したダボス会議) (国際政治劇として見るべきコロナ危機)

EU独仏や日豪などの同盟諸国の政府は、露中イランが脅威でないと知りつつも、米国の覇権が揺るぎなく強かったトランプ以前は、米国に従属することを最重視し、米国の露中イラン敵視が濡れ衣のニセ現実であることを承知で、米国に追随して敵視策に乗っていた。だがトランプの覇権放棄とコロナの覇権自滅を経た今、米国の覇権は急速に弱まっている半面、コロナ危機からいち早く抜けた中国が、経済と安保の両面で急速に強くなっている。独仏日豪など同盟諸国は、米国追随一辺倒をやめて、中国と仲良くしていきたいと考えている。トランプは覇権放棄屋だったが、バイデンは覇権を大事にして、米覇権の自滅を加速するだけの中国敵視をやめるだろうと期待していた(中国も期待していた)。 (民主や人権の模範でなくなる米国の失墜) (バイデンの認知症)

ところが実際にバイデン政権(認知症の大統領自身でなく勝手代弁の側近たち)がやったのは、これまでロシア敵視だけの国際組織だった米欧同盟体のNATOに、中国敵視も担当させることだった。これは独仏にとってとても迷惑な話だ。おまけに米国はニセ現実のロシア敵視を激化させ、独仏がロシアの天然ガスを買うための海底パイプライン「ノルドストリーム2」の敷設工事を、ロシア敵視の一環として中止しろと言ってきている。米国は、自滅して弱体化する中で、欧州を道連れにして露中への敵視を強めている。独仏は、米国についていけなくなっている。独仏や日豪は、表向きの対米従属と、裏側での中国へのすり寄りを同時にやって移行期のバランスをとるようになっている。EUや日豪が目立たないように中国にすり寄り、ロシアとも隠密に和解するほど、世界の覇権構造が多極型に移行する。米国がNATOに中国敵視もやらせる米単独覇権のニセ現実の下で、隠然と多極化が進んでいる。 (Kremlin will realize that the United States is not its principal national security challenge) (Russia Boasts "European Partners" Will Help Defeat US Efforts To Sink Nord Stream 2 Pipeline) (Escobar: Putin, Crusaders, & Barbarians)

かつてニセ現実の先輩格として、911からアフガン戦争とイラク侵攻、リビアやシリアの内戦につながる「テロ戦争」があった。911テロ事件は、アルカイダという米諜報界の傀儡勢力が起こした自作自演のニセ現実の事件だ。ブッシュ政権の上層部に巣食った「軍産のふりをした隠れ多極主義者」のネオコン勢力が、テロ戦争のニセ現実策を過激に好戦的にやって、後でウソがバレる構造にしつつイラクに大量破壊兵器の濡れ衣をかけて侵攻し、米国の信用を失墜させて覇権の自滅を引き起こした。 (アルカイダは諜報機関の作りもの) (911事件関係の記事集)

911で作られたテロ戦争のニセ現実は、もともと軍産複合体が米国の覇権運営権を(クリントン時代の経済主導体制を壊して)奪還するための策略だった。だがテロ戦争の体制は、ネオコンがイラク侵攻や強制民主化策といった好戦策を過激にやることで、米覇権の自滅という失敗へと転換され、今に続く露中イランの台頭など多極化の流れにつなげられている。米国上層部のエスタブ内部は、覇権国になった第2次大戦直後から、米単独覇権の維持をめざす軍産などと、米覇権を解体して多極化したい勢力との暗闘が続いてきた。2001年の911事件は一見すると、多極派の反対を押し切って軍産が強行した覇権強奪策だ。だがもっと考えると、実は多極派の側も、ブッシュ政権中枢にネオコンを送り込み、911をイラク戦争など覇権自滅策につなげることで多極化する策を最初から持っており、911の発生を容認した可能性かある。911は、20年たっても真相が露呈しない完全犯罪だ。こんな完全犯罪をやるには、米中枢の覇権派と多極派の両方の同意が必要だ。 (CNN is the Real Threat to Democracy) (Central Banks Simply Can't Afford Higher Rates With Global Debt So High) (The Idea Of Secession Isn't Going Away)

なぜ911の話をぐだぐだ書いたかというと、911の構図は、コロナや温暖化、QEといったその後のニセ現実のの構図と似ているからだ。コロナも温暖化対策もQEも、最初は米国覇権の維持延命策として始まっている(コロナは中国経済潰し。温暖化対策は先進国による途上国の成長からのピンはね。QEはリーマン危機で傷んだドル覇権体制の延命)。だがその後、コロナは都市閉鎖の愚策で欧米経済が自滅して中露の相対的な台頭の加速につながっている。温暖化対策はCOP15以来、主導権が米国から中国に移っている。QEは金融システムを中毒症状にしてしまい、QEの急増でドルが自滅する流れになっている。 (911とコロナは似ている) (中国の悪さの本質)

911からコロナや温暖化、QEに至るまでのニセ現実は、米覇権を延命するはずのものが、米覇権を自滅させる結果になっている。覇権派と多極派という米上層部の2大勢力が談合してこれらのニセ現実を開始し、途中で不合理な過激策がどんどん加速し、米覇権を自滅させて世界を多極化する多極派の目標に合致させられているのでないか、と私は勘ぐっている。2大勢力が呉越同舟で談合しているので、ニセ現実は強力な体制になり、延々と続く。多極派としては、ニセ現実のインチキさが人々に暴露した方が米国の信用を低下させるので好都合だ。インチキさが露呈しても、延々と続く。そのうちに米覇権の低下と、中国など非米側の台頭が加速し、多極派の目標が達成されていく。ニセ現実の長期化と、その後の米覇権自滅や中国の台頭は、全体がひとまとまりの意図的なシナリオとして推進されている観がある。 (コロナのインチキが世界的にバレていく) (田中宇史観:世界帝国から多極化へ)
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2021年02月07日

飽食の終わり

スーパーに買い物に行くと、時々ハッとします。いつ行っても、バナナもコーヒーもあります。過去にこの二つがスーパーになかったのは、テレビによるバナナブームの時だけでした。コーヒーに関しては切れることは一度も経験していません。しかし、この二つとも日本では栽培できません。他に小麦も大豆も、、。

海外の人が切らさないように毎年毎年作り続け、長い距離を間違いなく輸送し、両国間に紛争もなく、とにかくスーパーに並ぶまでの全ての過程が順調だからです。備蓄だって十分にあるだろうから、ちょっとしたことでは切れることがない。何十年という、こんなにも長期に渡って食べ続けられる、飲み続けられる。それはかなり異常なことだと思わざるを得ないのです。いつまで続けられるんだろう、と思いながら買い物かごに入れるわけです。

しかし、そうでないものも出てきました。昨年の秋刀魚です。これは養殖でなく、野生のものですから、思うようには行かないわけです。他国との取り合いもあります。地元産の野菜を扱う八百屋だって、毎年採れるはずの野菜が品薄だったり無い時もあります。それは自然界では当たり前のことです。だから、豊富な時には安くなって嬉しくなってしまうのですが、それがこの自然界の普通の状態だと思うのです。

しかし、スーパーに並ぶものは常に存在しないと客が逃げていくので、「絶対存在」というくらいの意気込みでスーパーの人はやっているのでしょう。ありがたいと思う反面、不自然なことなのです。これも資本主義社会の競争ゆえでしょう。

異常気象、大災害、作物栽培による自然破壊。農薬と化学肥料による土の劣化。国家間の争い。これらによって、この安定した食物の供給はいつか崩れるだろうと思うのは自然なことだと思うのですが、それはそれに関わる人や専門家だけが危惧しています。一般の消費者は豊富な食物に感謝もせずに、満喫してます。何と料理番組が多くなったことか。この状況こそが、飽食の末期症状ではないかとも思えます。

「破滅」を避けるための食料システムの改善に残された時間はあと10年だそうです。以下、今晩21時15分。

NHK21時15分ー22時15分 「飽食の悪夢」

2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」
先進国の食への飽くなき欲望が、世界中に「飢餓のパンデミック」を拡大させている。日本で一年間に出される食品廃棄物を世界に分配すれば、飢餓問題の多くを解決すると言われるほどだ。富めるもの、富めないものを分ける現在の食料システムを2030年までに改善できなければ、その先の未来に待ち受けるのは「破滅」という悪夢であると研究者たちは指摘する。
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https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/P569N4NY6G/



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2021年01月16日

マルクス「資本論」

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資本論など、そんな難しそうなことには全く関心もなく、自分の人生には無関係なことだとずっと思ってましたが、教師ーアーティストー農業ー種蒔きの旅人と、色々体験してきましたが、結局この世界は経済、思想、哲学を知らないとこの世界は理解できない、見えてこないと思うようになりました。つまりはそれは自分の人生や苦しみの根源とかにも関わるわけです。

しかし、いきなり難しい本を読んでもわからないので、NHKで取り上げるその類の番組をよく見るようになりました。意外と興味深いです。ただ、一般人にわかりやすいように作ってあるので、それほど深くまでは突っ込んでいないでしょうけど、それで十分です。

「資本論」は義務教育でも本名くらいしか教えないでしょうし、高校・大学でも専門科でない限り、ほとんど触れることはないでしょう。しかし、学校で「資本論」って何ですか?と子供が聴いても答えられる先生はどれほどいるでしょうか。社会の先生でさえも、案外知らない人もいるでしょう。

しかし、これは子供時代にしっかり頭に入れておくべき内容だと思います。何故なら、深く人生に関わるからです。九九と同じ程度に知っておくべきことです。

学校の先生は精神を病んで、長期に休む人も増えているようですが、実はこれも資本主義社会だからとも言えるのです。でも学校の先生はそう思わず、自己責任と思っているかもしれません。

後で詳述しますが、国自体も資本主義そのものだとすれば、人件費を抑えて儲けを生み出したい(この場合は支出を減らす)と思うならば、教師の数を減らして教育をしたいと思うのは当然のことで、その分教師は忙しくなるのです。人間としての余裕も無くなって精神を病んでいく。国が人間としての幸せな時間と金はどれほどかを真剣に考えず、どうしたら支出を抑えられるか、どうすれば収入を増やせるか、つまり税金を徴収できるか、それが最重要課題なのです。早い話が金中心の世界ということです。

さて今日は、テレビで解説していたことを、自分なりの解釈を含めてにわかりやすく解説してみたいと思います。間違っていたら、すみません。指摘してください。

結論から言えば、何故自給自足をしている家族が金はないのに、人間本来の幸福感を持っているのかが見えてきました。

その昔、人間は動物のように、自然界のものを取って食べていたわけです。ところが、その取ったものを他のものと交換するあたりから、そのものの価値が生まれ、その後資本主義につながるのです。

米と魚を交換するくらいならいいのですが、段々と量も増えるし、加工することも覚えるわけです。そうやって付加価値がついたり、時間や時期がずれたりすると、その価値は上下するわけです。そうすると、価値に差が出て、その差が儲けになるわけです。

人間は欲があるので、差が出てくると、その差を大きくしたくなります。そして、大きな差のあるものをたくさん売れば、それだけ金持ちになります。そうして資本家みたいなのが生まれるのです。

資本家になると際限なく、儲けを生み出したくなります。資本家というのは社長とか、CEOとかいう連中です。アマゾンのトップは世界一の金持ちで(最近ステラの社長にその座を奪われたようですが)20兆円くらい持っているらしいですが、そんなにあれば仕事を辞めて、余生を好きに暮らせばいいものを、さらに儲けようと延々と儲けることに必死になります。

彼ばかりでなく、世界中の社長が欲に忠実に際限なく儲けようとしているわけです。分配されずに、一点に集中的に集まる。使いもしない金を金庫にどんどん貯めて、その分貧しいものは食うものさえなくなる。

しかし、ここでもし欲が無ければ、あるいは低減させれば、それほどの問題も起こらないかもしれません。「欲とは何か」という哲学的な問題を社長どもが考えるような高尚な人間ならば、世界は違うでしょうけど、どうもそうじゃないみたいです。

マルクスは資本家のマインドは「大洪水よ、我が亡き後に来たれ」と書いているそうです。つまり、大儲けした後なら、環境が破壊されようが、労働者がバタバタ死んでも構わない、と。

以前にも書きましたが、ある車の会社の社長が、阪神淡路大震災の時に、テレビの映像を見て「これで車が売れる」とほくそ笑んでいたのを直接見た人から聞いたことがあります。そんなもんなんです。人の不幸が儲けを生むなら、その人にとっては幸せなんです。棺桶屋が喜ぶようなものです。

資本家は儲け始めるとその罠にはまり込んで、他のことは目に入らなくなり、かなり非人間的になっていくわけです。道理で、出会う社長がことごとく下品だったわけです。環境が破壊されていると言われ始めて久しいですが、何で世界中の大企業の社長は何とかしようとしないのかと一般人は不思議に思いますが、結局こういうことなんですね。恐ろしいことに、彼ら資本家というのは、環境より金なんです。人の不幸より金。地球より金。

無論、例外もあるでしょう。儲けた先からドンドン寄付するような方が。もし、どこかに存在するならば、大変大変大変奇跡のような希少価値のある方ですから、大事にしましょう。

資本主義は人間にとって価値あるものは何でも金に変えようとします。ですから、本来は人類にとっては無料で無限だったものまで、あるいは共有の財産だったものにまで、どんどん手を伸ばして、何でも金がかかるようにしてしまう恐ろしさがあります。そうなると「金」は空気のように必要不可欠のものになるのです。それがまた資本家の思う壺なのです。

また、社長は人を雇っていますが、例えばその労働者が1時間1000円で働いており、それで儲けが出ていても満足しません。2時間働いて欲しいなあとか思うわけです。そうすると、労働は過酷になります。ブラック企業はその典型ですが、どこの社長でも、できれば人件費が安くなればと思っています。

儲けのために、労働者は犠牲になるのです。精神を病む、自殺するのはそういうことです。日本では精神疾患を患う患者数が年々ドンドン増えてます。日本の自殺率は先進国でもトップクラスです。

労働者は「会社辞めたら、金が稼げなくて、食べ物も買えなくて生きていけない」という恐怖心を持っていますから、どんなに苦しくとも、辞められずに働き続ける。こういう心理も資本家には有利なのです。

結局、資本主義が進めば進むほど、つまり儲けを産めば産むほど、一般人の人間の首を絞めるわけです。人間界は二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなります。

労働運動で、「賃金値上げ」とかやってますけど、そうじゃなくて、「休暇を増やせ、休日を増やせ」という労働運動の方がより人間的です。人間には休養、自分の時間の方が必要なんです。金なんかもらったりすると、そのために余計に「頑張って働くなくちゃ」と思うし、それを要求されもするでしょう。

フィンランドの女首相サンナ・マリンさんは1日6時間労働、週休3日を任期中に実現したいそうです。ヨーロッパでは、資本主義の行き詰まりに気付いており、何とか打開しようとしています。が、日本はまだ程遠い。「フィンランドを見習え」と、労働運動でも起こすべきです。

それで、元に戻りますが、何故自給自足者が幸福なのか?

それは資本家の子分じゃないので、労働者としての苦しみがありません。労働者は田畑がありませんから、自分で食べ物を得ることができないので、金が無ければ飢えて死ぬだけです。しかし、自給自足者は常に食べ物には不自由しません。つまり人間が生きるための本当に必要なものを作れるのです。(しかし、最近の種苗法改正で自由に作物が作れなくなるかもしれないのです。そういう風に、基本の種にまで資本主義は手をつけ始めたのです。)結局、労働者は金しか頼るものがありません。また、自給自足者はそんなに金がないので、買い物が少なく、資本主義の世界にほんのちょっとしか触れてないので、資本主義世界の恐怖がないのです。あれがない、これがないと贅沢も言いません。それでも十分幸せなのです。「物がある幸せ、金がある幸せ」ではなく、「家族がいる幸せ、存在することの幸せ」とでも言いますか。

結局、本来の本物の自由とか自立とか、それに伴う幸福感というのは、生きるのに必要なもの(食べ物、水、家)を金との交換ではなく、自分で作れるか、自分で得られるか、に尽きると思います。

元不登校児童(丸々9年間)だった28歳の若者は自給自足の家で育ちましたが、彼は「原野に放り出されても、生きていけます」と断言します。こんなたくましい若者が日本に何人いるでしょうか。

資本主義世界は行き詰まっており、もう後がない状況です。共倒れになるか、一刻でも早く足を洗うか、出る準備だけでもしておくか、どっぷりでなくちょこっと浸かった状態でいるか、、。まあ、あまり親しくしていると、怖い目に遭うかもしれないし、もうその中で苦しんでいるのに、まだ、わかってないか、、、あなたはどうですか?

マルクスは資本論の他に、「共産党宣言」という本を書いています。その内容は知りませんが、彼は共産主義がいいと思って死んでいったんだと思いますが、マルクスさん!残念でした。以前のソ連や今の中国、北朝鮮のごとくに一党独裁で、気に入らないやつは殺すか牢屋行きです。共産主義は立派なやり方かもしれませんが、結局資本主義と同様に、上に立つものが欲深いと同じ運命なんです。一般人の自由を奪う、幸せを奪うのです。

もし、この先、人類に革命が起こるとしたら、条件としては支配者が存在しないことが大事だと思います。何故なら、やり方はどうあれ、支配者が欲深いと富と幸せを独り占めするのが人間だからです。あるいは、仮に支配者がいたとしても、彼のプライベートは一切なく、全て監視カメラで全人類がいつでも見ることができるようにする。

現代生活では我々は監視カメラでいつでも見張られていますが、本当に見張られるべきは彼ら自身なのです。それでもなお支配者になりたい奇特な人だけがなるべきです。つまりは禁欲生活者的な人です。世界一貧しい大統領で有名なウルグアイのムヒカ大統領。ああいう人が一番支配者には相応しいですが、世界に一人しかいませんでした。今は皆無。

また、国策は全て、ネットで国民投票で行う。

また、世界中で生み出される価値が全人類に行き渡るようにすること。とにかく今現在の格差というのは解消しないで放っておくと、どんどん広がる一方でしょう。金のある無しで、命も幸せも自由も全て決まってしまいます。本来、命も幸せも自由も、その権利を持って生まれたはずです。その権利を奪うのが資本主義というものでしょう。

革命の第一歩として、全国民が働くのを止めて生活保護を受ける。そうなったら、政府も考えるでしょう。

また、一人一人が食するものの一部(レタスでもキュウリでも柿でも何でもいいので)を自分自ら作るような政策をする。何故なら、人類が忘れ去っている大事なことの一つが自然との関わりです。自然あってこその人間なのに、人間は人間同士のことしか頭にありません。人間だけが作り出した欲の根源である貨幣価値のみに神経をすり減らしていますが、「母なる大地」である大地を思い出さないと、自ら孤児になっていきます。大地に見放されたら、その代償は大きなものですし、すでに始まっています。

もし、全人類が「一人一作物栽培政策」をすれば、都会だけでは土地が足りないので、田舎に行かざるを得なくなり、限界集落はすぐに村や町になるでしょう。

また、作物栽培に伴う家族間、隣人との協力は人間性の回復にはもってこいです。この政策にはいいことがいっぱいありそうです。

資本論より、栽培論ということで、終わり。



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2021年01月05日

学校改革と日本の役割

あけましておめでとうございます。

昨年の春頃から延々とビデオの編集(仮名「不登校児童・その後」)をしています。そのせいであまりブログ更新できません。悪しからず。一日多くて4時間くらいしかしませんし、曇りと雨の日にはやりません。天候のせいなのか、集中力が無いからです。1日最長4時間というのも、それ以上は集中できないからです。編集作業は撮影とかの他の作業よりずっと集中力が必要です。しかも、編集ソフトの使い方の技術を習得しつつですから、それも結構時間と労力が要ります。しかし、それにしても何度も何度も同じ箇所を見たりするのですが、何十回どころか100回を超えるほどだと思いますが、よくも飽きないと思います。

単に作ることの面白さ故かもしれませんが、あるいは学校へ行かなかった人の人生観は特別だからかもしれません。示唆するものが多いのです。大学で偉そうに教育学を教えている教授よりも、はるかに教えられることが多いと思います。

テレビで「COOL JAPAN」というのがあります。これは日本の文化を紹介し、日本に来ている外人が色々意見を述べるのですが、この中で日本の学校の規則に関するものがありました。日本は髪型、恋愛禁止やパンツの色まで、外国の人間にはアンビリーバブルな規則ばかりです。外人には理解不能なこの日本の教育に関して、日本教育の体験者でもある司会者の鴻上尚史はこう解説しました。

日本の学校は「同じになれ」と指導し、真面目な子ほど従順である。
学校教育により、我慢強く、礼儀正しく、空気が読め、協調性があり、先生や上司の顔色だけを尊重する子供が大量に生まれている。
故に、「他とは違うことをしろ」と言われてもできるわけがない。

また、荒俣宏は

江戸時代の寺子屋は読み書きそろばんを学べばいいわけで、自由だった。それが変わったのは明治時代に西洋のシステムを取り入れ、学校の大きな柱が「命令に従うこと」だったと。それは軍隊とも繋がっていると。つまり、軍隊=教育 みたいなところがいまだに日本にはあるということです。この意識が変わらない限りは学校の自由は戻らないのかもしれません。

世界でも有数の「軍隊的不自由時空間」の日本の学校なのです。面白くないのは当然です。我々大人はその中で生きてきたので、当たり前に思っていますが、実は世界基準から見ても相当に不自然で異常な世界だと思います。

それに対して、今の子供たちが「不登校になる」のは当然なこととも言えるのです。具体的な原因(「いじめの問題」とか)も無論あるのですが、「とにかく行きたくない」というもの、つまり「その空間にいてちっとも面白くない」という理由も結構あるのです。彼らはまだ子供なので、うまく説明できませんが、根本的にはこういう軍隊式で一方的、命令的、義務的なところに不快感を持っているのではないでしょうか。従順に受け入れた昔の子供より、何故だか現代の子供たちの方が人間としての純度が高いのかもしれません。私がビデオ取材した元不登校生徒の座談で「俺たちは最先端」という言葉が冗談めかして出るのですが、あながち間違ってもいないように思います。

COOL JAPANは番組としても面白いです。グローバル化と言いますが、貿易ではなくて、こういう文化そのもののグローバル化(みんなが同じになるのではなく、それぞれの文化を理解し、いいものを取り入れるという意味で)は誰にとっても興味深く、大事なものだと思います。

番組の中には日本人も知らないものがあり、外人の目の付け所に驚いたりします。日本人の発明には大きなものから小さなものまで、多種多様で外人でなくても、同じ日本人でも驚きますが、日本人の発想の素晴らしさ、便利さへの追求は他国の追随を許さないでしょう。今の学校が開放的になれば、さらに拍車がかかるでしょう。その暁には、世界が抱える政治問題、社会問題、環境問題をも解決するような人材が出るとも限らないです。しかし、すでに学校放棄している不登校児童たち、あるいは不満たらたらで登校している子供達は近い将来に、その発端を示すときが来るでしょう。

ところで、以下の絵をどう思いますか?
メキシコかどこか、南米系の壁画のように見えますね。
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しかし、これが日本の古墳時代の石室の絵画なのです。先日の番組でやってましたが、九州福岡県飯塚市の近くの王塚古墳の内部です。番組の出演者も驚いていましたが、その多彩で美しく豊かな抽象表現に僕もショックを受けました。石室壁画では高松塚古墳の石室の絵が有名ですが、これはそれ以上に貴重な壁画だと思いました。何故なら、日本の美術史の中で抽象表現はほとんどなくて、一般的に知られているのは20世紀の現代になって欧米の影響からの現代絵画です。
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石室に絵を描くことは中国から伝来するのですが、当時の中国の石室壁画は人間が描かれていたり、普通の具象絵画なのです。しかも、かなり稚拙です。そんな表現しかできなかった当時に、この壁画は全くの別世界です。また、石室は埋葬のためですが、それは死に直結しているわけです。あの世とか死の意識と抽象表現が一体どうして結びついたのか?

改めて日本人の特異性を思い知らされました。ここからしても、この先日本人の人類の役割みたいなものを感じるのです。世界を変えるとまでは言わなくても、日本人にしかできない重要なものがあるだろうと思うのです。それには、どうしても学校改革、学校解放は急務でしょう。






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2020年12月11日

時間と金

先日のネルケ無方の「人生はゲーム説」を別の面から見ると、時間と金だと思いました。

教師をしていた頃に「このままじゃ、人生の中の自分の時間がなくなってしまう」と恐怖を感じました。自分がやりたいことをしている時間は自分の時間です。しかし、これほどの管理教育では自分が理想とする教育ができないし、逆にしてはいけないことばかりを強要されているように感じました。

学校に残される子供には大変申し訳ないと思いましたが、辞める決心をしました。実際に辞めてみると、辞職に伴う杞憂は霧散して「こんなに楽だったんだ。何でもっと早くに辞めなかったんだ」と後悔しました。

しかし、この瞬間に私は人生の中で「金を捨て、時間を取った」のです。その後、フランスに行ったのですが、フランス人は時間を大事にする国民性だったので、僕には天国みたいな国でした。

日本の稼ぎは世界3位ですが、こんな小さな国でよくやっていると思います。一つには時間を捨てて、金を取ったからだと思います。働き者と言われますが、時間を捨てれば捨てるほど、働き者になるわけで、その分稼ぎもいい。その分、ストレスも相当なわけです。

金は人にあげることができますが、時間はそういうわけにはいきません。「今朝の1時間、空いているからあなたにあげる」と言われても、それは手伝いをするという意味ではできますが、実際のその時間はその人が経験した1時間でしかないわけです。つまり、時間をあげて相手の寿命を長くはできません。

金のために生きるとは、どうしても時間を使うことになるので、金稼ぎの時間になってしまいます。自分がやりたいことをして稼げるならば、これ以上のことはないかもしれませんが、なかなか天職についているような人はいません。だから、結局「金のための時間」でしかなくなるわけです。

人生の最初に「社会生活するのに、大きく分けて二通りあります。時間を取る人生を歩むか、金を取る人生を歩むか。」と教えた方がいいと思います。

もし、時間を選択すると、自由になる。つまり時間と自由は関わりますが、お金と自由は相反するところがあります。無論、お金を得てから自由な時間を満喫する、という方法もありますが、これをしているのがフランス人で、「バカンスのための仕事、週末のための仕事」と割り切っています。ですから、日本人のように仕事人間みたいな人をあまり見かけません。

日本人は国際競争に関心を示しますが、フランス人はそれほどでもありません。しかし、日本のオリンピックのメダル数は増えたり減ったりの変動がありますが、フランスのメダル数はそれほど波がありません。結局、好きなことを好きなようにやっているので、つまりマイペースなので増えも減りもしないのだと思います。日本人は真面目なので、国を背負ったりするので、大変なのです。自分のためだけにやればいいだけなのに。

ところで、人生で時間を取る典型的な人が、先日も書いたホームレス、自給自足、ヒッピー、アーティスト等だと思います。彼らは金はなくとも時間はある。これらの人を怠け者みたいに思う人もいるでしょうけど、彼らはぼんやりしたい人だと思います。ぼんやりというとまた悪いイメージしかないかもしれませんが、無論本当に頭に中に何もない状態の場合もあるでしょう。それはまるで禅的でもありますが、ぼんやりしていると色々夢想もするわけです。夢想のままでもいいのですが、それが社会に関わる時に、他の人に役立つ時もあるのです。

典型的なのがアートの世界でしょう。しかし、アーティストもそれが金になり認められたりすると、ぼんやり時間が少なくなって普通の人になる場合もあります。そうなると止むに止まれず創作するのではなく、職業的絵描きになったりするでしょう。難しいものです。

ぼんやり派の民族もいて、それがアボリジニーです。彼らは木ノ実等を取って食べる以外はぼんやり過ごしていたようです。通常は、食べ物を得るとそれを自分、あるいは家族や仲間のために大事にするのが一般的民族です。ところが、彼らは食べ物の一番いいところを旅人とか他の人のために取っておくのです。多分、それが平和に暮らすために最良の方法だとわかったのでしょう。それはもしかして、そのぼんやり生活が生み出した知恵ではないかと思います。

アボリジニーを見ていると単なる怠け者、非文明人とか、原始人とかいうイメージがありますが、人類史上最も知恵のあった民族だったと思います。利己的でなく、利他的生き方であったがゆえに争いもなく、あの状態で数万年も生きていたと思います。

しかし、それが一変したのが、利己的ヨーロッパ人がやってきて、彼らの生活や文化をめちゃくちゃにしてしまったのです。それどころか、彼らを動物のように狩猟の獲物にして、狙い撃ちして殺した人数を競ったりしていたのです。

人類史上でも最も平和的生活をしていた彼らが、何故そういう仕打ちをされなければならないのか?我々はこの利己的生き方を考え直さない限りは、人類としての寿命は想像以上に短いだろうと思います。

結論。ぼんやり時間優先派は怠けているように見えて、実は人類最長寿命の生き方でもあります。

ロックフェラーかロスチャイルドか忘れましたが、彼らの一人で巨万の富を築いた一人が、晩年に日本の禅寺を訪ねてきて、公案の一つを問いかけに来たそうです。つまり人生の何たるかを年老いてから問いかけるようになったのでしょう。巨万の富を築いても、人生は見えてこないのです。しかし、この老人はまだマシです。大多数の巨万人は成り上がったまま死んでいきます。

ぼんやりしながら、こんな風に思った次第です。笑




posted by 種蒔夫 at 09:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月10日

6月29日 長野市・北安曇郡(長野) 10822ー10830、10832ー10840

吉田太郎さん(タネと内臓の著者、キューバの有機農法に精通)の紹介で、三村さんに。
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さらに、吉田さんの紹介で農業渡辺さんに。
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最後に臼井さん宅(シャンティクティ)へ。
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豊かな畑
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「種の館」(数百種類の種があり、交換自由)で、20、30種類の種を交換。
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posted by 種蒔夫 at 19:21| Comment(0) | 種受取人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月06日

6月26日 大鹿村(長野) 10821

昔、ヒッピーだった(現在形かもしれませんが)ボブさんは、今は好々爺。昔話をたくさん伺いました。いつか、そのビデオを編集して公開したいと思っています。
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囲炉裡生活は気持ちが落ち着きます。
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猫もタネに興味津々。
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畑にあったブラッククミンシードの花。皆さんにお分けしているタネはボブさん宅のものです。
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ボブさん関連日記は以下
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/467536932.html
ヒッピー関連日記は以下
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/464445247.html
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/464519136.html


posted by 種蒔夫 at 08:45| Comment(0) | 種受取人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする