2013年08月31日

授賞式と収穫祭

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           ハッピーヒルに花が咲きました!

「ハッピーヒルコンクール」の結果発表並びに授賞式と収穫祭を行います。

日時:11月1日(金) 期待日
   11月2日(土) 前夜祭
   11月3日(日) 収穫祭
   11月4日(月) 惜別日

場所:島根県大田市温泉津町井田 ロ−22
   旧大場邸とその周辺の田んぼ・竹林等

メーン内容:11月2日(土)午後6時・バンブードーム・前夜祭

              内容:RICO神島コンサート+ギター江藤健一

      11月3日(日)午前10時・旧大庭邸蔵内・映画上映

              内容:下釜久美監督作品「blue daisy」(31分)
                         「満月」   (37分)
                :福島原発事故被災者関連ビデオ

                 : 三上智恵監督の映画「標的の村」予告編

              午後2時・田んぼ・収穫祭

              内容:ハッピーヒルコンクールの結果発表と授賞式

                 RICO神島「収穫の祝いと感謝の歌」

                 矢島三枝子さんのお話

                 歓談・食事会

出演者の方々

RICO神島さんのこと:矢島さんより「福岡正信さんが、たまたまテレビで見て聞いた彼女の声に狂喜して、即座にテレビ局に電話をかけ、彼女の連絡先を得るや彼女の自宅に電話を入れ、『あなたにこそわたしの歌をうたってほしかった』と申し出したという逸話をもつのが神島さんです。」というメールがあり、矢島さんのご尽力により、今回のコンサートが実現しました。

矢島三枝子さんのこと:福岡正信さんと国内外で活動をともにしておられた方です。今回のコンクールを通して知り合い、福岡正信さんの逸話に限らず、様々な話をメールで伺いました。参加者が予想以上に多くなったのも矢島さんのお陰です。

下釜久美監督のこと:今回のコンクール参加者の一人で、家族友人知人と自主映画を作っておられます。今回は山口県周南市のショートフィルムコンペで2011年春にグランプリ&観客賞受賞の「満月」他を上映して頂くことになりました。また、福島県から福岡県へ被災した方々のビデオも上映されます。さらに、今回の収穫祭もビデオ録画されるそうです。

江藤健一さんのこと:井田で2011年に主催されたイーデンイーデンに参加された出雲出身のギタリスト。今回も出演を依頼しました。

参加希望者へ:この収穫祭は参加する人たちの協力で行うものです。参加費は無料ですが、米を作る人は米を提供し、野菜を作る人は野菜を、酒を飲みたい人は酒を、金のある人は資金提供を、映画を創る人は映画を、、、という具合にそれぞれの提供物によって初めて成り立つものです。参加を希望される方は、提供品目(米、野菜、魚、肉、酒、金、その他、、)を予め決めて頂き、下記までメールあるいは電話をください。また、全員で協力して行うので、労力も惜しみなくお使いください。コメはたっぷりありますが、もし、その他の食料が足らない場合は少々の援助を頂く場合もあるかもしれませんので、ご了承ください。

宿泊希望の方へ:宿泊も無料です。イベント会場に家屋(2部屋16畳)があり、2キロ離れた場所にさらに民家(4部屋18畳)を用意しています。寝具もありますが、希望者が多い場合には寝袋等持参してもらうかもしれません。希望される方は希望人数をお知らせください。場合によっては雑魚寝もありなので、悪しからず。また、温泉津(ゆのつ)温泉が10キロ弱の距離にあるので、温泉宿に泊まることも可能ですが、自己負担になります。ただ、温泉だけならば300円ほどです。広島の原爆被爆者の治療にも使われた非常に効能のある温泉として有名です。ただし、高温(ぬるい湯と書いてあって44度、あつい湯と書いてあって48度もあります)なので、ご注意を。

駐車場:敷地内を始め、数カ所準備しています。
    車で来る方は事前に連絡をください。

連絡先:氏名・人数・提供品目・車・宿泊等について連絡をください。

メール daiki8822@yahoo.co.jp
電話  090−7893−2175

助手募集:収穫祭をするにあたり、地元の協力者が現在二、三人いますが、それぞれ職業を持ち、時間を割くのも大変です。そこで、収穫祭助手を探しています。報酬はありませんが、飯(無農薬)、風呂(薪釜)、寝床(別棟)、ガス、電気を無料にします。いつからでもいいですが、早めがいいです。田舎を味わいたい人、農業に興味のある人には最適だと思いますが、怠け者、只飯食い症の方、このイベントを理解できない方はお断りします。興味のある方は上記へメールか電話を。

バンブードーム:今回歌手のRICO神島さんが来られるということで、バンブー(半)ドームを作ることになりました。主催者の石田と今田が計画していますが、見たことも作ったこともないものなので、すべて一からの手作りです。どんなものができるか我々にもわかりません。楽しみにしてほしいと同時に、近場で手伝える人は一日でも半日でも手伝いに来てください。曜日時間を問いません。

期待日と惜別日:期待日は来て頂く人々を首を長くして待つ日です。超多忙日でありながら、首だけが長い日です。また、忙しい人を見たらつい手伝いたくなる人が来る日でもあります。よろしく!惜別日は4日間を締めくくりつつ、涙を流して別れを惜しむ日です。そして、涙にくれながら後片付けをする日です。涙と労働が好きな方はぜひ!

主催者より:いままでいろいろなイベントや展覧会に参加しましたが、企業が主催するものにも、行政が主催するものにも、常に利害関係や上下関係が生まれ、不快極まりないことが多々ありました。それ故に、今回の収穫祭では、できるだけお金をかけず、参加者それぞれの工夫と知恵と優しさと協力によって成り立つものにしたいと思います。通常考えられているイベントにはない不便等が発生するとは思いますが、全員協力参加の気持ちでお願いします。こういう形のイベントでみんなが平等に幸福感を味わえる世の中になればと思っています。

追記:裏収穫祭情報ー今回、占いのできる方が二名紛れ込んでいます。占いに興味ある方は事前連絡を。詳細は追ってブログ「土と石と」に掲載します。
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2013年08月29日

参加者からの報告 19

推薦参加の農家5軒です。
熊野さん
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真野さん
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小玉さん
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重富さん
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河村さん
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管理人より:農家によって違いが出るだろうとは思っていましたが、予想以上に差が出ています。田んぼで育てることと、バケツで育てることは違うことでもあるんですが、力が入らないということもあるでしょう。しかし、農家の人にとっても初体験ですから、バケツ栽培のプロでないのは当然かもしれません。参加者によっては、農家のバケツ稲よりよく育っている人もいるんじゃないでしょうか。
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2013年08月26日

参加者からの報告 18

島根県雲南市の神庭さんと福岡県糸島市の下釜さんからの報告です。

神庭さんより

バケツハッピーヒルの経過です。
株を三つに分け、1つはプラバケツ、2つはペール缶に分けました。
残りは荒田に植えました。
背丈は5〜60センチ、株は10くらいに分けつしてます。
ペールカンは、油が残ってて悪影響を及ぼしてるかも。
と思って炭をおいてみまし!た。
このまま無事に育って欲しいです。
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管理人より:ペール缶ですか!油の残った!勇気あることしますねえ。炭の効果を期待しますが、これだけ成長していれば、順調に育つとは思います。

下釜さんより

糸島は昨日、今日と豪雨です。
突然の超・お湿りに戸惑う??バケツ苗たちですが、
もはやエースがどれだったかわからないような状態。
育ち具合が揃ってきたような。
身長は最大で64cmになってます。

あんまり雨が凄い(一時間80ミリのときもあり・・・)ので心配になり、
濡れにくいとこに移動したほうがいいかなーと思ったけど
やっぱり、見守りと言う名の放置にしよう。

それでも、やむにやまない猫害(トホホ)やいずれ来そうな鳥害を防ぐのに
そろそろネットでも張っとくかなと考えてます。
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管理人より:ハッピーヒルの田んぼの中に、去年のコシヒカリの種が少し残っていたのか、コシヒカリだけがすでに穂をつけていて、交配するといけないと思って抜いて家の前で育てています。ほんの数本なのに雀さんが目をつけて、すでにほとんど食べ尽くしました。気をつけてくださいね。ついでに言うと、小麦をたくさん食われたときには、強力なゴム銃を作って練習していたら、自分の顔面をゴムが直撃して踏んだり蹴ったりでした。たとえ被害にあっても、あまり、激高するのはよくありません!冷静な対応を。
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2013年08月25日

参加者からの報告 17

愛知県の宮川さんからの報告です。

こんにちは、お久しぶりです。暑い八月ももう残るとこあと一週間ですね。まだまだ暑い日が続きそうなので、熱中症など、身体気をつけてください。

一枚目の写真は、義両親の田んぼの土の稲です。義両親からの土はもらってから一切手を加えていませんし、他の土も種を蒔いてから一切てを加えていません。義両親の土のほうは、背丈も低く、一茎一茎というんでしょうか?が、細く、色もあまり緑緑しくなく、黄緑というか、若草色のままです。ちなみにどの稲もまだ穂はできていないです。
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二枚目は裏庭の柿の下の土です。驚いたのが、まず植え替えをしたのは義両親の土のものを植え替えして、それから数日後に柿の木の下の土の稲を植え替えしたんです。義両親の土は土をもらった時すでに科学肥料が二回ほど撒かれていました。柿の木の下の土は、これはあたしの実家の裏庭の柿の木で、一切手を加えていない土で、強いて言えば父が若い頃まで食べ終わった蟹やアサリなどの貝を柿の木の根元に捨てていたというエピソードくらいです。
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しかし、三枚目の全体の写真をみてもらうと少しはわかってもらえると思うのですが、この柿の木の下の土の稲が一番成長の伸びがいいんです。そして、三枚目の写真にある、手前のバケツたちは、全部溝に溜まった土です。
こちらは柿の木の下の土のあと数日後に植え替えをしたので、けっこう遅かったです。だからかなのかわかりませんが、植え替えてから数日後に少し枯れ始めたようにみえました。植え替えるときに根っこが結構切れてしまったのでそれが原因なのかな?と思いました。が、今はまた元気に伸びてきていて、一番奥のバケツはとても元気に見えます。
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そして最後の写真は、植え替えもしていない、はじめからの状態、そして落ち葉がたくさん入っている土です。
こちらはこのまま間引きをしていこうと思うのですが、もうすでにやった方がいいのでしょうか?いつ頃減らしていけばいいのかわからずとりあえず水だけあげている状態です。
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来月になれば農家の方たちもゾロゾロと稲刈りが始まっていきますよね?義両親の田んぼは9月の第一週に稲刈りをするそうです。わたしは通常よりだいぶ遅かったので、気長に待とうと思っていますが、それまでになにをしなければいけないとか、なにかアドバイスがあればよろしくお願いします。

管理人より:宮川さんのところに種籾が着いたのが7月3日ですが、それからの成長にしては随分早くてびっくりしました。どの土もほどほどに栄養があるんじゃないでしょうか。今年、小麦の種まきをした時に近くにあった柿の木の下にも種まきしたら、やっぱり成長がとても良かったです。柿の枯葉がいい腐葉土を作っているんでしょうね。宮川さんの苗は成長が良くて、全部育てたいところですね。ただ、種一つから生まれる苗一本からどれだけの穂ができるかという競争ですから、そろそろ一本だけにしてほしいのですけど。間引く方法もありますが、この中から元気の良さそうなものを選んで、他のバケツに一本植えてもいいかもです。用心して植え替えてほしいですが、意外と苗は強いですから少々根が切れても、そのうち元気に成長するはずです。今日にでもしたほうがいいです。できれば、用心のため候補バケツ稲は数個用意したほうがいいと思います。同じ条件でも意外な違いが生まれることがあるからです。田んぼでも同じです。

もし、コンクール候補バケツ以外も育てたいと思うなら、バケツあるいは大きな容器をもっと準備して植え替えたほうがいいです。田んぼでは通常は苗と苗の間は少なくとも15〜20センチは空けますから。これでは超過密で、栄養が足らなくなって、段々とひ弱い苗になるか、枯れるか、小さなまま成長するか、、、大きな成長は難しいと思います。15センチが無理ならせめて10センチにしても違うと思います。もし、仮にこれが全部うまく成長すれば、少なくとも数キロの米が収穫できます。いつだったか、計算しましたね。

再度やってみましょうか。福岡さんが言われるように一粒から10000粒できるとして、送った種
10g÷0.02g(一粒)=全部で500粒、
500粒×10000倍=500万粒 
500万粒×0.02=100000g つまり100キロ!

これはちょっと無理ですね。計算上はそうであっても。500粒全部育ったとは思えないし、1万粒はかなりいい環境でのことだと思います。ただ、100キロは無理でも、少なくとも数キロは可能だと思います。「自分の作った米が食いたい!」と思う人は頑張ってみてください。土がいっぱい必要ですけど。

それから、ときどき水を完全に涸らすことも、土中のガスを出すために必要です。いつも水がないと成長しないと思いがちですが、稲は水がないと逆に水を求めて根が張るので強くなるのです。それは葉にとってもいいみたいです。以下のブログを参考に見てください。ひび割れるほど水がなくても生きています。http://daikiwakachi.blog.fc2.com/blog-entry-136.html
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2013年08月24日

参加者からの報告 16

岐阜の上田さんからの報告です。

  バケツ稲ですが最近まで右往左往でした。私、6、7月中残業月間で土を買いにいけず困っていた所、24時間営業の100円SHOPで土を発見。土を買い占めて深夜に土作り。それでも土が足りなかったので日曜、近所の100円SHOPで土を大量購入。所が袋を開けてみると「クサイ・・・」クサイぞ。なんで?肥料は入ってないのに。疑問を感じつつその土を使う事に。水をやる度クサさ充満。そしてたまたま農業が特集された雑誌をみたら、野口の種の野口さんが「あと土を買うときは、安いものはやめてくださいね。肥料業者から聞くと、安いものには重金属が入ってっていたり、ひどいものもあるようです。せめて、ひと袋500円前後のものがおすすめです」 えっ100円の土ってまずい?残業も開けてきて遠方の園芸店で相談すると・・・怒られました。バケツの底に穴を空ける事と、底に小さくした発泡スチロールを入れて水を出しやすくする事を教えてもらいました。土もプランター家庭菜園の赤玉土1、腐葉土1を混ぜてやってました。お店の人に教えられた無農薬・無肥料の土を買って帰りました。

  そうこうして写真にあるようなバケツ稲が完成しました。始めた当初は米10キロ狙いでしたが今は穂さえつけば恩の字です。写真のバケツ稲ですが真中のが届いた直後、水に浸けたのです。左手のは一週間後に土に直接撒いたのです。右手の何本かまとめて植えられているのは混在してます。これだけバケツでなくゴミ箱でやっています。真中が小さくて心配です。
 
落ち着いてやっていけるようになったのですが、次なる難題がやって来て・・・。私マンション暮らしでベランダで家庭菜園、バケツ稲をやっているのですが突然修繕工事が行われる事となり、月曜からベランダの物は撤去しなくてはならなくなりました。只今大ピンチです。
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管理人より:田舎でないところで、土を手に入れることがいかに大変かよくわかりました。私は田舎にいて右を見ても左を見ても土だらけで、何の苦労もないですが、町中というのはそういうものですよねえ。また「土を買う」というところがね、、。ちょっと昔なら「土が金になる」なんて信じられなかったでしょう。しかし、将来の食糧難に備えての栽培(今は大げさに聞こえますが、いつかそんな時が来るでしょう)、あるいは安全なものを自分で栽培するためには、いい勉強になるのではないでしょうか?できれば、野山に入り込んで「よい土」を選べるようになるといいと思います。
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2013年08月21日

参加者からの報告 15

旅に出ていました。久しぶりに参加者の報告です。

島根県美郷町もぐらさんからです。

08.10 15:30 50日目  順調??良く育っている気がする。
ところどころバッタに噛み切られた跡がある。
なんらかの幼虫らしきキャタピラーがいた。
稲穂はまだ出ず。
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管理人より:段々と茎が太くなってきましたね。これから株数がドンドン増えると思います。想像以上に。
虫は排除したほうがいいですが、虫の数次第で、問題なく成長することもあるので、あまり神経質になることもありません。と言っても、虫を見たら、虫家族の引っ越しのお手伝いを。
posted by 種まく旅人 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | コンクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

福岡正信さんの命日

今日はハッピーヒルを作られた福岡 正信(1913年2月2日 - 2008年8月16日)さんの命日だと、矢島さんから連絡がありました。早速福岡さんへの手紙を書きました。

福岡正信さんへ

福岡さん、お元気ですか?今、福岡さんの作られた米「ハッピーヒル」を使わせて頂いてバケツ栽培コンクールをしている最中です。今のところ、多い人で60株くらいになっています。福岡さんはNHKの番組の中で一粒が50株になると言われていましたが、実際にそういうことが起こり驚いています。福岡さんの思想や実際の行動、そしてハッピーヒルの交配等、本当にありがとうございました。大きな遺産を残して逝かれたことを心から感謝します。

しかし、福岡さんが心配された通り「人類はタイムリミットに入っている」というのは現実だと思わされることが日々続いています。食料問題は無論のこと、災害、戦争、放射能、経済等々、すべての分野で大きな問題が起こっています。それを心配しつつも、私個人としてはこの奇跡ともいうべき自然の中で日々楽しくやっています。それしかなす術がありません。このコンクールに参加している人々もバケツの中の大自然を日々楽しんでおられると思います。11月にはハッピーヒル収穫祭を計画しています。そのときにはぜひおいで下さい。ハッピーヒルを食べながら、四方山の話をしましょう。

                 ハッピーヒルを作り食べ広め愛する男より
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2013年08月15日

矢島さんとあがた森魚さんの出会い

8月7日の話の続きです。以下、矢島さんからの文章です。

わたしとあがたさんとの出会いも不思議でしたよ。
それを短く書いてみます。

わたしがアメリカから戻ってしばらくして。当時は東京にいましたが、テレビでいきなり聞いた歌声にびっくりしたのに始まって、それから数年、とあるロックシンガーに傾倒しました。シンガーに恋するファン心理はなく、ただこのシンガーの存在、歌に魅了されてた謎の期間。

そのシンガーの公言することには、彼が唯一「まいったー」と敬服したという歌手はあがた森魚とありました。

わたしには赤色エレジー=あがた森魚の記憶だけしかないのですが、このロックシンガーがあがたさんの新作映画チラシになにかを書いて寄稿したというので、チラシを読みたい、それにあがた森魚の何に「まいったー」のだろうと、

ただそれだけの理由で、渋谷の坂道歩いてあがって、あがた森魚作映画「港のロキシー」99年の封切り日に映画を見るため出かけました。当日、あがた森魚という本人が舞台挨拶するというために。

映画をみたあと感想を書くアンケート紙がくばられましたが、書き散らすと文面読めないほどになったので、帰宅後別紙に感想書きなおし、あがた森魚の個人事務所にあて郵送しました。もちろんそれへの返事も反応も後日あるでもなく、そのまま日は過ぎました。

正確な年数は忘れましたが、6年または7年後だったか、一所不定で漂泊する(見るからスナフキンみたいな)詩人が、自作の写真個展を銀座で開くからと、初日のレセプションにわたしを招いてくれました。詩人以外に知る人となく、その場で立っていたところ、青森の八戸出身である詩人ともうひとりが八戸を話題にしてひとしきり話しているのが聞こえました。

そうして次にわたしがそのもうひとりと立ち話をするとなったとき、話の継ぎ穂に、
「青森のご出身ですか?」と聞くと、
「いえ、北海道です」
「北海道のどちらですか?」と聞くと、
「留萌です」との答え。

留萌というと、さんざん件のロックシンガーでの読書で知ってたあがた森魚の出身地なので、

「るもい。あがた森魚さんの出身地ですね」と言うと、
目の前の帽子を目深にかぶった伊達メガネのもうひとりが、
「わたしです」と。

6、 7年後、うしろの正面だあれ、とばかりに出会ったひとがあがたさんでした。その後、あがたさんの月刊自主製作映画に並行する映画日誌の編集に加わり、珍道中やケンカまでした小歴史がありましたが、あがたさんから逆流して、かつての謎のロックシンガーにも、じかに会うとなりました。

このシンガーが、自分のプロモーションビデオにあがたさんに出演してほしいと願い出て、撮影日には、わたしはあがたさん側スタッフとしてフリーパスで、控え室のロックシンガーに紹介されて面談しました。

ロックシンガーはある時期わたしの唄者だったのだといまは思っていますが、
おもしろおかしい顛末でした。

以上です。

管理人より:矢島さんは人から「ウソップ物語」と揶揄されるほど不思議な出会いがいろいろあるみたいです。日本経済新聞に矢島さんと福岡さんの不思議な(必然のような偶然のような)出会いについて矢島さんが書かれている文章があり、それもいつか掲載します。お楽しみに。
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2013年08月13日

有機農法の作物

以下は他のブログに掲載した内容です。

市場には自然農法の野菜はあまり出回っていませんが、有機農法の野菜はかなり見られるようになりました。私も買って食べたことがあります。実はこれが農薬栽培の作物より危険だと言われています。何故か?

有機栽培は牛糞や鶏糞を使いますが、その牛や鶏は何を食べていますか?昔は牧場の草を食べていた牛、庭に放し飼いで草を食べていた鶏です。今はどこにいますか?

牛は一日中牛舎にいます。鶏は小さな檻の中です。(ちなみに今現在、放牧されている牛はたったの2〜3%と言われます。)狭い空間の中で彼らは何を食べていますか?「飼育工場で生産した濃厚飼料」です。この中には「抗生物質」「ホルモン剤」などの動物薬が、大量に配合されています。日本で一年間に消費される抗生物質量ですが、病院で100トン、外来患者で400トン、養殖魚で200トン、野菜果物で100トン、そして家畜で900トンです。 

抗生物質は動物体内で腸内細菌の変異株を発生させ、排泄後のコンポスト化でさらに変異します。田畑に散布されさらに変異します。それは農薬よりもさらに危険です。あのアメリカでさえ有機畜産の糞尿以外は有機栽培には認めていません。日本ではむしろ推奨してJAS法の認証を行い、有機栽培を増やそうとしています。健全な田畑を危険なゴミ捨て場にしようとしているのです。そういう田畑でできた作物を常用していれば、自分の病気に対して抗生物質が効かなくなる可能性が高いのです。

日本国全体で家畜の糞尿は捨てるにも臭くて困っていたのですが、これで一件落着。抗生物質&ホルモン剤入り糞尿を有機肥料だといってホームセンターやJAで売り、それでできた野菜類を「有機野菜」として推奨する。それを国民に高価で売って食べさせる。抗生物質の害など一言も言わない。これもやっぱり枝野の名言「ただちにではない影響」のひとつ。官僚や政治家が考えることはどれもこれも似たりよったり。

これにはさらに興味深い話があります。みなさんは牛乳を飲みますか?それならば、乳脂肪分が3.5%なのは知っているでしょう。あれって何ですか?普通に(つまり放牧で)育てると3.2%にしかなりません。しかし、その数値(3.2%)であれば牛乳を高く買ってくれません。そうなると農家はどうしても3.5%以上にしなければなりません。

3.5%以上ならばとても身体にいいとか何とか国は理由をつけているでしょう。しかし、それは表向きの理由であって、実は狭い牛舎で蜜飼いして、抗生物質&ホルモン剤入り濃厚飼料を大量に食べさせなければ基準値3.5%に達する乳は生産できないからです。それをさせたいがための数値なのです。

蜜飼いにすれば、配合飼料は売れ、飼料メーカーは儲かる。配合飼料の原材料トウモロコシや小麦はアメリカの余剰農産物であり、アメリカが仕組んだ戦略のお先棒を、全農と乳業メーカーが担がされているのでしょう。日本の農家の味方であるはずの全農が、完全に相手方に回っているのです。

アメリカを儲けさせるために、こうして売国奴官僚や政治家は国民を騙して、農家に金を使わせ、国民には身体に悪いものを食べさせている。困った国です。とにかく、自分で自分の身を守るという意識を持たないと安全健康に生きていけない国だと自覚せねばなりません。安易で便利な日本国家にはいろんなところに落とし穴が待っていますよ。どうか、気をつけて。

参考資料は岩澤信夫氏の「究極の田んぼ」

※ちなみに近くの有機野菜を作っている会社に電話をして訊きましたが、「いろいろ細かいことを言われる方もおられます、、」などと言っていましたが、これが細かいことなのでしょうか。本人は良いものを作っている意識かもしれませんが、農業は情報収集が非常に大切な要素になっている仕事だと思います。それほど複雑な世界になっているということですが、結局政府や行政の言うことを聞いていても、良い作物もできなければ、食っていくことも出来ない、、、そういうことを岩澤さんも言っておられました。

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2013年08月10日

参加者からの報告 14

今日は、東京のHさんと、長野の江藤さんからの報告です。

Hサんから、

皆さん、素晴らしいですね!
なんだかお恥ずかしいのですが、、
一応、これくらい育ちました。

以前紹介しました農家さん、新潟の友人から土を分けて頂き、とくに肥料は加えていませんが、順調です。

今日で20日経ちます。
頂いた土の中にいたミミズが、なんだか安心感をさそいます。

植え替えた他の苗も、また別にして育てています。
やっぱり籾から芽が出たのをみると、最後まで育ててあげたくなりますね。
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管理人より;20日目ならば、この程度で十分だと思います。まだ栽培期間終了の10月末まで80日くらいあります。米って八十八って書くくらいですから、88−20=68として、12日の余裕期間もありますし、まだまだこれからです。

長野の江藤さんから

ボクは陸稲で挑戦しておりまして、苗ではなく粘土団子から育ててみました。

「土と石と」にありましたように、60度のお湯に入れて消毒し、コタツで40度くらいに温めて2日後、少し芽が出たくらいで団子に入れて固まってから畑と鉢植えに蒔きました。

コタツで温めてるときは、とにかく臭いのなんの(笑)
家中がぬかみその臭いで充満してました(>_<)

日照りが続いたので芽が出てくるのが大分遅かったのですが、八月八日現在ではやっとここまで育ちました!30cmくらいでしょうか。

土は特に肥料などは与えておらず、庭先の土をスコップで入れ、そこに粘土団子をひとつ置いて育て始めました。

団子の中に種籾がいくつか入っていたので、現在は鉢植えの中に数本のハッピーヒルが生えています。

一番大きいのは真ん中の6株のもので、その他は間引いたほうが良いのかなあ?なんて思いながら、結局間引かずにいます(笑)やはり間引いたほうが良いのでしょうか?
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管理人より:陸稲でこれだけ育つとは!私自身やったことがないので、驚きました。粘土団子もまだ未経験なので、主催者としては、逆に教えられる立場になってしまいました。ありがとうございます。一本だけ際立って太い苗がありますが、どう見てもあれが最終候補でしょう。規定でもバケツ一つに一本の苗ですし、この土の量では栄養に限度があるので、そろそろ一本にして他のものは別に育ててはどうでしょう。ただ、土が硬くて、植え替えが難しそうですね。細心の注意を払って、根ができるだけ切れないようにしてください。他の苗は多少犠牲にしても、残す苗だけは傷つけないようにお願いします。
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2013年08月08日

参加者からの報告 13

糸島市の下釜さんからの報告です。

うちのエース、二番手ともに、先日ひさかたの恵みの雨を受け元気取り戻した感じです。
二番手が一番育っている様相で、身長は現在55cm、種籾を水に浸してから約50日。
いやぁ〜一粒の種籾からよくここまで大きくなったものだと親のように感心。
日に日に数センチ単位で伸びていて、株も増えている印象があります。
こんなにあついのに、よく頑張るなぁきみらまじにえらい、と声かけたりして。

その他の苗を、赤ちゃん用お風呂みたいな青ポリ容器をミニミニ田んぼ風にして
植えていたものがいい感じになってきました。だいたい45〜50cmくらいです。
こちらの苗は一本ずつでなく、2〜3本ずつ植えてます。

育ちが中途半端なプランター苗は、石田さんにいわれたように
もう猫用でもいいかなと思ってます(笑
もとより猫はとうに、そのつもりみたいだし。
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管理人より:55cmですか!すごい成長ぶりですね。僕も小さな種を送った頃は「本当に大丈夫かなあ、、」と育てた経験があるにもかかわらず、とても心配しました。「実証してくださってありがとう!」と言いたいです。でも、まだまだこれからですから、僕のようにバケツ稲の上に網戸を落とすなんてことがありませんように!
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2013年08月07日

福岡さんとあがたさん

福岡正信さんの秘書をしておられた矢島さんから、あがた森魚と福岡さんの出会いについて書いてこられました。あがた森魚といえば「赤色エレジー」。いつも一番末席にいて、静かにしていた女性が伴奏なしでこの歌を感情込めて歌ったときに、この歌は私の中で忘れがたい歌になりました。その歌を作ったあのあがた森魚が何故、福岡さんとつながるのか?矢島さんからの二通のメールをご覧ください。

矢島さんからのメール 1

あがた森魚が福岡さんに会いたいというので、愛媛の福岡さんのところへあがたさんを案内した時。
ギターをかきならして一、二曲福岡さんのまえで歌ったあがたさんに、傾聴するかに聴いていたかの福岡さんが頭をあげて言った二言三言が、

「あんたは、男や女や・・世の中のことをうたっておるようじゃが・・・
野原の樹や川が(あんたの歌と)いっしょになって踊りだすような歌はうたえんのかね」

あがたさんはいまも自分の小さなソロコンサートで、この福岡さんエピソードを話されたりなどするようです。

矢島さんからのメール 2(何故、あがた&福岡なのか?の問いに)

なぜあがたさんと福岡正信さんなのかは、

あがた森魚さんの母親(戦中は看護師(大陸の従軍看護師)、戦後は産婆として有名)が、桜沢如一の正食(マクロビオティック)運動に関与していたことから、子であるあがたさんも、正食思想をつうじ福岡正信さんを敬愛されていたようです。

あがたさんの父の退職後、あがたさんの両親、弟は土地をさがして屋久島に移住。
弟さんはいまも屋久島で民宿経営をされていますが、このひとは福岡さんの本を読み、当時愛媛に福岡さんを訪ねにいったといいます。

「福岡さんで、弟の人生がかわってしまった」とはあがたさんから聞きました。

役人ながらあがたさんの父親は、生涯の文学青年であり、あがたさんも稲垣足穂を思ってタルホの歌やアルバムつくったり。映画好きであることから、私財を投じ映画もつくってきています。

わたしとあがたさんとの出会いも不思議でしたよ。(できればこれも後日)

様々な赤色エレジー。時間のない方は、最後の流行した時代のものだけでも。1972年。

浜田真理子的赤色エレジー


本田路津子的赤色エレジー


今あがた赤色エレジー


昔あがた赤色エレジー