2017年07月27日

7月9日 瀬棚町(北海道) 7461 デモンストレーション

7461番の房崎さん。
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瀬棚町に来たら、温泉があったので入ることにしました。駐車場に止めたら女性が「どんなタネですか?」「米と麦です。どうぞ」早速、種を渡してしばらくお話ししました。温泉に来た方かと思ったら、憲法9条を守るデモの集会に来たと。車体の文字を見て、声をかけた女性は今までで1、2人で、とても珍しいことです。しかし、「憲法9条を守る」意識のある人だとわかり、納得しました。社会に対する意識が高い人は「種蒔き」というちょっと変わった社会活動にも敏感なのです。「これは仲間かな?」と臭いがするのだと思います。逆に私も、こういう活動をしている人を見たら近づいて行きます。

日本では社会に対する意識が薄いので、こういう活動もしにくいのです。いきなり「種をどうぞ」なんてできません。「なぜ?」と疑問に感じる前に「変な人」。多分欧米ならば、種蒔きはもっと簡単だと思います。

以前、都内でパフォーマンス(数人に犬の首輪をつけて、一人がリードで引っ張って歩く)をした時に、無数にいる日本人の中で酔っ払った日本人(一人)以外で声をかけた人は皆無。しかし、遭遇した白人の二人は共に声をかけてきました。「何をしているんですか?」日本では公衆の中で他人との距離が遠いですが、欧米人は近いです。

遠慮文化、迷惑文化、他人に関わらない文化、、、

話を戻すと、同じデモでも数百人とか数千人のデモならば、規模は大きいのに意識は意外と希薄です。(ただし、例外は数年前の原発反対の都内での10万人のデモ。日本でも特異なものでした)何故ならその他大勢の中に入り、自分の存在は消えるからです。「みんなと一緒にやっていればいい」って感じです。2年くらい前に京都市内で5月のメーデーに遭遇し、デモ隊の中に入って種まきをしたことがあります。その様子は以下です。
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/418509652.html より転載

「メーデーの日は、一年に一回自己主張しない日本人が、自分たちの権利を主張をする日なので、みんな自由な気持ちで町を歩いているんだろうなあと、自由を謳歌しているようで羨ましい気持ちもありましたが、実は違うんだと感じたのです。

彼らは義務でデモしているのであって、自主的なものではないと。人が行くから自分も行く、行かないことでの周囲との摩擦に耐えられないから参加している。年に一回の義務的お祭りなんだと感じました。これじゃ、あんまり意味がないなあと思いました。

フランスでは速度違反の点数をめぐって長距離トラックの運転手が何十万台というトラックを高速道路に列ね、1週間くらいの間流通は止まる、物資は滞るで仕事もできない、食品も届かない、高速は使えないという事態になり法案が廃案に追い込まれるということがありました。農業の団体は行政の建物の前に農産物をぶちまけたりすることもよくあります。穏やかな日本人にはなじまないでしょうけど、自己主張の強いフランスならではです。

デモって、ある面、危険性や違法性が伴うのです。それを覚悟でしなければ、効果はないでしょう。また、フランスでは市民の側もデモをする側の気持ちを理解しているのです。ですから、困ってもデモを非難する人より賛同する人が意外に多いことも、それが可能な原因だと思います。日本人はデモ隊に対する理解よりも、ただ眺めているだけで無思考の人ばかり。

私もたった一人のデモンストレーションをしているわけですが、そういう理解もこの人達には理解できないレベルなんだと思ったのです。

もし、仮にこれがフランスのデモ隊に種を渡す行動に出たならば、受け取らない人はまずいないと思いますし、人によっては立ち止まり列を離れて「これ何?」「何をしているの?」と訊いて来る人も結構いるのではないかと思います。(転載終わり)

そんなわけで、この房崎さんの「憲法9条を守るデモ」ですが、日本ではやりにくいことをやっておられることに本当に感心しました。8000人の田舎町で10人前後のデモをするのです。それがどれほどのプレッシャーか。田舎ならば、変わり者の集団にしか見ないでしょう。そういえば、群馬・高崎でも毎週末の金曜日に福島原発関連の集会が駅前でありました。以下
http://happyhillcontest.seesaa.net/article/448998351.html

このように、自分たちを守るための「自己主張」を各地で展開できれば日本も変わっていくと思います。

ところで、この日はデモはありませんでした。しかし、房崎さんが正確な情報を得ておられたら、会えなかったわけで、それが種蒔きに繋がるところが面白いところです。9、19、29の日がデモの日で、その次の19日はあったようです。次回は29日。関心のある人はぜひ参加しましょう。場所は北檜山温泉。

温泉から出ると、房崎さんが待っておられて、寄付をして頂きました。さらに、数日して電話があったので、デモに参加する人の7536番〜7545番を郵送しました。重ね重ね、ありがとうございました。

追加:フランスのデモンストレーション
https://videotopics.yahoo.co.jp/video/ruptly/9603 より 転載

「フランス、ナンシーの市街地を200台以上の農業用トラクターが走り、市の中心地にある行政機関の建物周辺に、肥料や干草をこれでもかとぶちまけました。この抗議活動は、フランスの農業団体が主催したものです。」
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posted by 種まく旅人 at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 種受取人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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