2015年04月15日

手紙の内容を変更

いままで配っていた種に添える手紙は長過ぎたので、820番以降はわかりやすく、かつ短い文章に変えました。以下です。

  種蒔く旅人      人目 /1万人

私は国内外で30年間創作活動(絵画、彫刻等)をしていました。イタリアでは石彫を学び、5年前に島根県の山奥の石切り場の近くに借家を借りて石を彫り始めました。畑があったので、野菜を作り始め、とうとう米や小麦まで作りました。

私にとって、当初は土はどれも同じに見え、種をどこに蒔いても育つと思いました。しかし、化学肥料や農薬を使わない栽培には、植物や動物の死骸が土に還ることが不可欠であることが段々とわかってきました。そうすると非常に奥深いことをしているように思えました。我々のこの地上での生活はいろいろなものが循環して成り立っており、それが自然の摂理だと知りました。

「食べ物はスーパーにある」と思っていた生活も変わりました。元々食べ物は農村にあり、田んぼや畑や自然の中にありました。それは梱包されているのではなく、土に生えていました。自然の恵みであり、空気や水と同じなのです。しかし、今では水も食べ物も人間が支配し、金銭が介入し、貪欲に金を求めるために飲み物や食べ物の本当の価値は下がってしまい、本来口にすべきでないものまで口にするようになりました。

農薬、F1種(一世代限りの作物)、添加物、遺伝子組み換え、放射線、電磁波、各種石油精製品。汚染された水と空気と食物により、我々はすでに100年前とは全く異なったものを食べ、飲み、呼吸しています。精子数の減少は止まらず、このまま行けば2030年〜2040年頃には人類総セックスレス時代になり、人工授精でしか子供は産めなくなります。

人類の危機であるにも関わらず、我々はこの科学万能の時代を信じて疑わず、前進していると思い込んでいます。自然に反し、また自然を崇めることを無くしてしまった我々の末路は哀れです。「崩壊まであと一歩のところまで来た」と自覚した私は無農薬栽培した固定種を一万人の人に蒔く決心をしました。無駄な行為と知りつつも、一縷の望みを持って。何もしなければ何も始まりません。

興味があれば、この種を育ててみてください。米は福岡正信氏交配の「ハッピーヒル」、小麦は日本一のうどん粉とも、幻の小麦とも言われる「伊賀筑後オレゴン」。種まきは米は4月、小麦は11月。小麦は土へ、米はバケツに土と水を入れても育ち、地面に撒いても育つ品種です。詳細はブログを参考にしてください。私の願いは昔からの在来種や固定種を無農薬で自家栽培する、つまり食の自己防衛です。食の安全が危ぶまれていますが、一番良いのは自分で作ることです。自分で作ると自然のことも段々わかってきますし、我々の奇跡的な存在も奇跡的な地球のこともわかってくるかもしれません。栽培の経験は将来の命の保証になるでしょう。栽培できなければ、このまま冷蔵庫にしまっておいてください。いつか食糧難になったときに、家族や周りの人々を助けることになるかもしれません。  
         
    ブログ「種蒔く旅人」   http://happyhillcontest.seesaa.net
    メールアドレス      daiki8822@yahoo.co.jp
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2015年02月25日

名称変更「種蒔く旅人 ハッピーヒル」に  

「種まく旅人」という名称は、ふと思い浮かんだタイトルですが、検索すると映画「種まく旅人」がたくさん出てきて、このブログ紹介は8ページにやっと出てきます。検索する人が行き着かないと困るので、名称を変更して「種蒔く旅人 ハッピーヒル」に変更します。

お米「ハッピーヒル」の種籾と小麦「伊賀筑後オレゴン」の種に同封する手紙を以下に添付します。一部変更してあります。また、旅の間に思うところもいろいろ出て来ると思うので、1000回ごとにそれを加味した文章にしたいと思います。

種の話           
       
これは、お米と小麦の種です。

だれでも食べることには関心を持ちますが、種には無関心です。しかし、種がなければ何も栽培できませんし、何も食べる事ができません。家畜も作物がなければ生きていけません。食べ物はスーパーやコンビニに行けば、いくらでも手に入りますから、みんな安心していますが、もしこの地球から種がなくなれば、スーパーやコンビニの棚には何もなくなります。

その種が今、問題を持ち始めています。皆さんが、あるいは家畜が日常食べている野菜類はほとんどが F1種という種類だからです。F1種というのは 一世代限りの作物で、それから種を採っても同じようには実らず、異品種(奇形、異質)ばかりになります。種の会社が利便性のみを追求し交配した結果です。また、企業による種の支配は食の支配にも繋がり、果ては我々が自由に栽培ができなくなる可能性もあります。

ただし、良い点もあり、色や形が揃い均一な成長をし、保存性が良く、作る・運ぶ・売るのに便利です。問題は毎年買わなければならないので費用がかかること、多量の農薬や化学肥料が必要なこと、また一世代限りの作物を食べていて人間の身体に悪くないかどうか。男性の精子数は以前は平均1億5千万個/ccあったのに、今では4千万個/ccに激減し、将来的には無精子症(2000万個以下)に達する可能性もあります。人間にとっての男性不妊(花粉が無い)と言われるF1種は、果たしてどういう影響があるのか?今のところ、米も麦もF1種ではありませんが、TPPの動向次第ではわかりません。

F1種ではないものを在来種とか固定種といいます。これは以前のように、何世代にも渡って育てる事ができます。私はF1種の問題を知るようになって以来、固定種、在来種を探して無農薬で育てていました。そして、昨年農作業中に事故に遭い、ヘリコプターで病院に運ばれ九死に一生を得ました。自分の人生を顧み、また将来を考えるのに良い機会になりました。それで一念発起、自分で作った種を日本中に撒いて歩くことにしました。それがこの種です。この二種類は固定種でも特別な種です。

米の方は「ハッピーヒル」といいます。福岡(ハッピーとヒル)正信という人がこれからの食料危機に備えて、多収穫の米を交配して作られました。上手く作れば同じ面積でコシヒカリの2倍できます。偶然手に入れ、無農薬栽培しました。小麦の方は幻の小麦「伊賀筑後オレゴン」。大正時代に日本人が交配して作ったそうですが、パンにしても、うどんにしても大変美味しいそうです。この種はネットで探って手に入れ、無農薬栽培しました。

一粒って、小さいですが、実はパワフルなんです。例えば、通常の米一粒から一年目は2000粒(ご飯一杯分)できます。。二年目にそれを全部撒けば、88キロの米ができます。それをまた全部撒くと、三年目は176トン(日本人2750人の一年分のお米)の量です。最低の米の値段で計算しても3520万円の価値になります。もちろん田んぼの面積も広いし、労力も要りますが、その始まりがたった一粒の種であるのは驚きです。さらに5年目には110億人分!このハッピーヒルならば、3520億人分!食料危機もたった一粒から5年で解決するどころか、全人類の50年分!計算上のことではありますが、一粒の価値は底知れぬパワーと永遠性があります。

興味があれば、育ててみてください。種まきは米は4月、小麦は11月。米はバケツに土と水を入れても育ちますし、地面に撒いても育つ品種です。小麦は土に撒きます。どちらも芽だし時期は水をたっぷり。詳しく書けないので、農家の人に聞いたり、ネットや本で調べてください。農家の人は優しい方が多いので農閑期や時間がある時なら、丁寧に教えてくださるでしょう。

私の願いは昔からの在来種や固定種を無農薬で自家栽培する、つまり食の自己防衛です。食の安全が危ぶまれていますが、一番良いのは自分で作ることです。自分で作ると自然のことも段々わかってきますし、我々の奇跡的な存在も奇跡的な地球のこともわかってくるかもしれません。栽培できなければ、このまま冷蔵庫にしまっておいてください。いつか食糧難になったときに、家族や周りの人々を助けることになるかもしれません。ブログに育て方等、いろいろ詳しく書いていきます。コメントを待っています。

ブログ 「種まく旅人 ハッピーヒル」 http://happyhillcontest.seesaa.net
メールアドレス            daiki8822@yahoo.co.jp

                   人目 /10000人  



           
posted by 種まく旅人 at 07:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 種まく旅人ーはじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月03日

種まく旅人の始まり

昨年、一昨年とハッピーヒルのバケツ稲栽培のコンクールをしました。今年はさらに一歩前進して、「ハッピーヒル」の種と、幻の小麦と言われた「伊賀筑後オレゴン」の種を持って、日本中を旅します。偶然出会った方々に、あるいは無農薬農家の方に、二種類の種をお渡しします。育ててもよし、保存してもよし、少しでも種に関心を持ってください。それでは、出発します。




posted by 種まく旅人 at 08:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 種まく旅人ーはじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする